2025/10/06
防災・危機管理ニュース
総務省の地方財政審議会は6日、自動車税の課税に当たり、車の重量を新たな指標として導入する方向性で一致した。現在、電気自動車(EV)と燃料電池車(FCV)の税率は低い水準に抑えられているが、道路の劣化を早める重い車体の高級EVが増える中で課税強化の検討が必要と判断した。政府・与党は、年末の2026年度税制改正作業で自動車関連税制の見直しを議論する。
現在、車の所有期間中に課される自動車税の「種別割」は、エンジンの排気量に応じ税率が定められているが、エンジンが搭載されていないEVなどには最低税率が適用されている。ただ、平均新車価格700万円台のEVの税負担が、同300万円台で重量が軽いガソリン車より年間約1万円安くなっており、車が道路に与える負荷に応じて課税していることを踏まえ、EVとFCVに新たな指標を設ける。
〔写真説明〕東京の大通り走る車=資料(AFP時事)
(ニュース提供元:時事通信社)

- keyword
- 自動車税
防災・危機管理ニュースの他の記事
- 9日は伊豆諸島など暴風高波=台風22号と前線で警戒―気象庁
- 福島で震度4
- イスラエル攻勢、中東各地に火種=イランへ打撃、アラブと冷却化
- 自動車税に「重量」指標=EVなどで課税強化検討―総務省審議会
- NTT、次世代通信「IOWN」機器を販売へ=26年度、サーバー搭載で省電力化
おすすめ記事
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2025/10/07
-
リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
リスク対策.PROライト会員はこちらのページから最新号をダウンロードできます。
2025/10/05
-
-
-
-
-
-
カムチャツカ半島地震 津波対応振り返り【専門家】
7月30日、ロシア・カムチャツカ半島付近の地震による津波が日本列島に到達。広い範囲で津波警報が発表されました。突然の警報に戸惑った企業も多いのではないでしょうか。南海トラフ地震では、短時間でより大きな津波が襲います。教訓として残ったものは何か。企業の振り返りと専門家へのインタビューを通じ、津波対策の課題と改善点を探ります。
2025/09/24
-
-
カムチャツカ半島地震 津波対応振り返り【企業】
7月30日、ロシア・カムチャツカ半島付近の地震による津波が日本列島に到達。広い範囲で津波警報が発表されました。突然の警報に戸惑った企業も多いのではないでしょうか。南海トラフ地震では、短時間でより大きな津波が襲います。教訓として残ったものは何か。企業の振り返りと専門家へのインタビューを通じ、津波対策の課題と改善点を探ります。
2025/09/19
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方