ランサムウェア攻撃×基幹システム停止×72時間の事業継続判断
デジタル依存社会で、全システムが止まったとき
八重澤 晴信
医療機器製造メーカーで39年の実務経験を持つ危機管理のプロフェッショナル。光学機器の製造から品質管理、開発技術を経て内部統制危機管理まで経営と現場の「翻訳者」として活躍。防災士として国連グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパンDRR分科会幹事も務める。
2025/10/14
あなたの会社の危機対応力を鍛える新しいアプローチ
八重澤 晴信
医療機器製造メーカーで39年の実務経験を持つ危機管理のプロフェッショナル。光学機器の製造から品質管理、開発技術を経て内部統制危機管理まで経営と現場の「翻訳者」として活躍。防災士として国連グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパンDRR分科会幹事も務める。
今回は現代企業が直面する新たな脅威「ランサムウェア攻撃」を題材に、デジタル依存社会における事業継続の判断基準を考えます。
もし月曜の朝、すべての業務システムが暗号化され、生産も出荷も経理処理も何もできなくなったら、あなたの会社は72時間を乗り切れるでしょうか。今回の訓練では「デジタルが止まった日」への備えを点検していただきます。
2025年9月末、アサヒGHDがランサムウェア攻撃により基幹システムが停止。国内で出荷・生産が一時停止し、段階的に再開するも完全復旧には時間を要する見通しです。サイバー攻撃は今や、自然災害と同等以上の事業継続リスクとなっています。
|
【前提条件】 【シナリオ】 【タイムライン】 発覚時(月曜朝7時) 24時間後(火曜朝) 48時間後(水曜朝) 72時間後(木曜朝)
【追加で発生する課題】 ・手書き伝票など、アナログ対応の準備が全くできていない ・クラウドバックアップも同時に暗号化され、復旧の見込みが立たない ・個人情報漏洩の可能性があるが、影響範囲が特定できない ・ 身代金を支払っても復旧する保証はない |
あなたの会社の危機対応力を鍛える新しいアプローチの他の記事
おすすめ記事
リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
リスク対策.PROライト会員はこちらのページから最新号をダウンロードできます。
2026/03/05
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2026/03/03
ネット風評被害を叩き企業の信頼を守る
ネット社会の「カイシャの病院」として企業の風評被害を治療・予防するソルナは昨年7月、代表交代をともなう事業承継を行いました。創業者の三澤和則氏が代表取締役を退任し、新たに安宅祐樹氏が就任。これまでのサービス価値をさらに高め、企業の信頼の基盤を保全していく構えです。新社長の安宅氏に事業承継の経緯と今後の展望を聞きました。
2026/03/02
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方