2025/11/28
ニュープロダクツ
ドローンの開発とソリューションの提供を行うTerra Droneは、クマによる人身被害や市街地付近での出没が記録的水準に達するなか、上空からの広域探索とオペレーターの安全確保を両立する手段として、遠隔操作でクマよけスプレーの噴射が可能な「クマよけスプレー搭載ドローン」を販売する。学習能力の高いクマに対し、人や市街地に近づくと強い不快刺激があることを学習させ、最接近を阻止するもの。
同製品は、FPV(一人称視点)ジンバル式カメラを搭載し、上空からの探索で状況を素早く把握しつつ、オペレーターがクマと安全な距離を保ったままコントローラーの噴射ボタンでクマよけスプレーを噴射できる。クマの背後・側面への回り込みや全方位からの噴射ができるため、風向き待ちの時間を減らし、最小限の噴射での対応が可能となる。
クマよけスプレーは、トウガラシ由来の辛味成分「カプサイシン」を主成分とする非致死的な防護手段で、一般的な噴射距離は約5~10メートルとされる。カプサイシンが目・鼻などの粘膜に強い刺激を与えることで、人間の数千倍の嗅覚を持つクマを一時的にひるませ、突進や接近から退避する時間を確保できる。
同製品の飛行時間は約10分。サイズは390×390×390ミリメートル。電波距離は12キロメートル。電波は2.4ギガヘルツ帯。飛行モードはGPS Position飛行。今後さらなる改良を重ね、2026年3月を目途に飛行時間を約75分に延長し、赤外カメラ/可視光カメラを搭載した新モデルの開発を進める。
防災・危機管理関連の新製品ニュースリリースは以下のメールアドレスにお送りください。risk-t@shinkenpress.co.jp
リスク対策.com 編集部
ニュープロダクツの他の記事
- 日本の交通事故30万件をマップ上で可視化
- 低予算で利用できる情報セキュリティ教育サービス
- 遠隔操作でクマよけスプレーを噴射するドローン
- 独自の情報網と全国の新聞紙面データで反社チェック
- 緊急時に受注と出荷を止めないAI OCRサービス
おすすめ記事
-
-
-
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2025/12/09
-
-
-
-
リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
リスク対策.PROライト会員はこちらのページから最新号をダウンロードできます。
2025/12/05
-
競争と協業が同居するサプライチェーンリスクの適切な分配が全体の成長につながる
予期せぬ事態に備えた、サプライチェーン全体のリスクマネジメントが不可欠となっている。深刻な被害を与えるのは、地震や水害のような自然災害に限ったことではない。パンデミックやサイバー攻撃、そして国際政治の緊張もまた、物流の停滞や原材料不足を引き起こし、サプライチェーンに大きく影響する。名古屋市立大学教授の下野由貴氏によれば、協業によるサプライチェーン全体でのリスク分散が、各企業の成長につながるという。サプライチェーンにおけるリスクマネジメントはどうあるべきかを下野氏に聞いた。
2025/12/04
-








※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方