自社のサイバーリスクを可視化できているか(写真:Adobe stock)
 

アイディルートコンサルティング株式会社

CISOサービス事業部シニアコンサルタント

 

平野寿治


アイディルートコンサルティング株式会社 CISOサービス事業部 シニアコンサルタント。システムインテグレーターとして多様な業務に携わった経験をもとに、現在はセキュリティコンサルタントとして活動中。セキュリティの提案や要件整理、アセスメントだけではなくネットワークの設計から構築、保守まで、セキュリティ分野を幅広く支援している。直近では製薬工場におけるOTセキュリティアセスメントや大手通信事業者のOTセキュリティサービス立ち上げに参画。


2026年注視すべきリスク                     

1位:脆弱性に気づけないリスク
2位:サプライチェーンからの攻撃リスク
3位:生成AIセキュリティリスク

                                     

企業の課題と対策

警視庁から気になるデータが公表されています。

昨年9月公表の「令和7年度上半期におけるサイバー空間をめぐる脅威の情勢等について」によれば、グローバルIPアドレスあたり1日平均9085件の不審なアクセスが観測されています。

これは、平均で10秒に1件以上のペースで不審な攻撃や偵察をされているということ。件数は年々増加傾向であり、あなたの会社は10秒に1度、世界中から不審なアクセスを受けていることになるのです。

リアルな世界で例えると、あなたの会社の正面玄関に身なりの怪しい人や武装した人々が毎日9000人、他の一般客に混ざって次々と尋ねて来ています。その様子を想像できるでしょうか。