国際赤十字・赤新月社連盟(IFRC)は15日、イラン国内で職務に当たっていた同国赤新月社の現地スタッフ1人が死亡したと発表した。反体制デモに伴う混乱に巻き込まれたとみられる。
 IFRCの声明によると、このスタッフは10日、北部ギーラーン州で作業中に死亡。この他にも、同州では5人のスタッフが負傷したという。死傷に至った経緯は明らかにされていないが、報道によると、イラン各地に拡大したデモが同州でも行われていた。
 IFRCは亡くなったスタッフの遺族に哀悼の意を示し、「イラン情勢の混乱が国民に及ぼす影響に懸念を表明し、同国赤新月社と連携して状況を注視していく」と述べた。
 またカナダのアナンド外相は15日、X(旧ツイッター)への投稿で、カナダ人1人がデモの中、イラン治安部隊に殺害されたと公表。アナンド氏は「カナダはイランによる暴力行為を非難し、即時の停止を求める」と強調した。 

(ニュース提供元:時事通信社)