【ワシントン時事】トランプ米政権は22日、世界保健機関(WHO)からの脱退手続きを完了したと発表した。トランプ大統領は昨年1月の2期目就任直後に脱退の意向を国連に通告し、手続きを進めてきた。WHOでの米国不在により、国際協調で進める感染症対策は大きな転機を迎える。
 ルビオ国務長官とケネディ厚生長官は共同声明で、WHOが「米国の国益に敵対的な国々に主導された政治的課題を推し進めた」と指摘し、正確な情報共有を妨げ、失敗を隠蔽(いんぺい)したと批判。新型コロナウイルスへの対応の失敗も脱退の理由に挙げた。 
〔写真説明〕世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長=2025年12月、ジュネーブ(EPA時事)

(ニュース提供元:時事通信社)