2026/01/23
防災・危機管理ニュース
外資系生命保険大手のプルデンシャル生命保険は23日、東京都内で記者会見し、社員ら100人超が顧客から計31億円を不正に受け取っていた問題について、間原寛社長は「多大なるご不安とご迷惑をおかけし、心より深くおわびする」と謝罪した。不正の背景については、新規契約を多く獲得した社員に手厚い報酬制度や企業風土を挙げた。被害者への補償に向け、第三者の専門家による補償委員会を設置することも明らかにした。
プルデンシャル生命は不正な金銭の受領について16日に書面で公表。間原氏が2月1日付で辞任すると明らかにしたが、会見は開いていなかった。
補償に関し、間原氏は「法的観点にのみとらわれることなく、被害者保護の観点を最優先に実施する」と表明。補償委で認定した不正事案については「全額会社が補償する」と説明した。
再発防止に向け、間原氏は「ビジネスモデルをゼロから見直すことが必要だ」と指摘した。成績重視の報酬制度を見直すほか、営業社員に活動報告の提出を義務付けるなど管理体制を強化する。企業風土の改革にも取り組む方針で、間原氏の後任として社長に就く得丸博充取締役は「問題を解消し、金銭不祥事を根絶する」と強調した。
社内の管理体制について、間原氏は「営業社員が顧客と密接な関係を築く中で行われた不適切な事象を検知することが十分にできなかった」と釈明した。
〔写真説明〕社員らによる不正な金銭受領を受け、記者会見で謝罪するプルデンシャル生命保険の間原寛社長(右から2人目)ら=23日午後、東京都港区
〔写真説明〕記者の質問に答えるプルデンシャル生命の間原寛社長(右)ら=23日午後、東京都港区
(ニュース提供元:時事通信社)


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