2026/04/20
防災・危機管理ニュース
20日午後4時52分ごろ、三陸沖を震源とする地震があり、青森県階上町で震度5強の揺れを観測した。気象庁は北海道太平洋沿岸中部と青森県太平洋沿岸、岩手県に津波警報を発表し、同8時15分に注意報に切り替えた。北海道太平洋沿岸の東部・西部と青森県日本海沿岸、宮城県、福島県にも津波注意報を出したが、同11時45分にすべて解除した。
同庁によると、午後5時半すぎに岩手県久慈市で80センチの津波を観測したほか、北海道浦河町と青森県八戸市などで40センチ、仙台市などで30センチの津波を観測した。
震源の深さは19キロ。地震の規模(マグニチュード=M)は7.7と推定される。規模を正確に捉えるモーメントマグニチュード(Mw)は7.4と算出され、同庁は北海道から千葉県まで7道県の計182市町村を対象に「北海道・三陸沖後発地震注意情報」を発表した。千島海溝・日本海溝沿いで大地震が発生する可能性が平常時より高まったとして、27日午後5時まで1週間、防災対応を取るよう呼び掛けた。
総務省消防庁によると、青森県東北町、盛岡市でそれぞれ1人が転倒して負傷。北海道、青森、岩手、宮城、福島各県の計約17万6800人に避難指示が出された。
昨年12月8日には青森県東方沖を震源とするM7.5の地震があり、同県八戸市で震度6強を観測。北海道や東北の沿岸で津波を観測したほか、後発地震注意情報が初めて出された。同月12日にも同じ震源でM6.9の地震があり、北海道や青森県で津波を観測した。
原子力規制委員会によると、東北電力の東通原発(青森県)と女川原発(宮城県)、日本原燃再処理工場(青森県)は、いずれも地震による異常は報告されていない。
20日午後の地震で、主な各地の震度は次の通り。
震度5強=青森県階上町
震度5弱=青森県八戸市、盛岡市、宮城県登米市
震度4=北海道函館市、青森市、岩手県久慈市、仙台市、秋田市、山形県酒田市、福島県国見町。
〔写真説明〕三陸沖を震源とする地震で、津波警報が発令された北海道広尾町の十勝港周辺=20日午後
〔写真説明〕三陸沖を震源とする地震について記者会見する気象庁の清本真司地震津波対策企画官=20日午後、東京都港区
〔写真説明〕地震の注意を呼び掛ける電光掲示板=20日午後、仙台市青葉区
(ニュース提供元:時事通信社)



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