【ロンドン時事】欧州で猛威を振るう熱波の影響がなお続いている。英国では13日、再び各地で気温が上昇し、ロンドン南西部のキューガーデンで38.1度と今年の最高気温を更新。ルーマニアではドナウ川の水位低下で、唯一の原発が運転停止に追い込まれた。フランスやスペインでも40度超えが続く。
 英気象庁によると、38.1度は英国では観測史上5番目の高さ。今シーズンは熱波が次々到来し、広範囲で空気が乾燥しており、この日も火災が複数発生した。政府はさらなる山火事の発生や農業への影響に警戒感を強めている。
 ルーマニアでは猛暑でドナウ川の水位が極端に下がり、BBC放送によると、原発の冷却水確保が困難となった。7月に原子炉1基を停止していたが、13日には残る1基も運転停止。ロイター通信によれば、ルーマニア政府はエネルギー非常事態を宣言し、企業や家庭に夕方のピーク時間帯に自主的に消費量を削減するよう要請している。 
〔写真説明〕日傘を差して歩く女性=7月29日、ロンドン(EPA時事)

(ニュース提供元:時事通信社)