千葉県を襲った記録的な大雨の影響で、帰宅できずに一夜を明かした人たちは14日、「3時間しか眠れなかった」などとうんざりした表情を浮かべた。
 県庁は13日夜から帰宅困難者の受け入れを始め、14日午前6時までに約1700人が避難した。乗っていた電車が大雨の影響で止まったという市原市の40代女性は「5時間ほど車内にいた」と疲れた様子。日が変わる頃に県庁に到着したという同市のアルバイト岩船亜希さん(28)も「ロビーに人が入りきれず、屋外でも70人くらいが受け付けを待っていた。3時間しか眠れなかった」とため息をついた。
 大網白里市の「桜ホテル大網店」の林良一支配人は「予想していた以上の大雨だった」と驚いた様子。13日は午後7時ごろから空室確認の問い合わせが殺到し、30分ほどで満室になったという。「大気が不安定な状態が続くと聞いているので、また同じような被害になるのでは」と懸念した。 
〔写真説明〕京成松戸線の下を通るアンダーパスが冠水し、水没した車=14日午前、千葉県鎌ケ谷市
〔写真説明〕冠水したJR大網駅周辺=14日午前、千葉県大網白里市(桜ホテル大網店提供)

(ニュース提供元:時事通信社)