リスクの社会的増幅
9月1日配信「中澤・木村が斬るニュース解説」より
大友 章司
北海道生まれ。名古屋大学大学院環境学研究科博士後期課程修了、博士(心理学)(名古屋大学)。専門はリスク心理学、応用心理学。災害時の避難行動や災害復興の心理プロセスに関する研究の他、消費者行動の心理学的研究なども行なっている。海外の学術誌などの論文多数。著書に『リスクガヴァナンスの社会心理学』など。名古屋市地域特性に応じた防災力向上検討委員会アドバイザー委員等を歴任。
2026/09/01
リスクに効く心理学
大友 章司
北海道生まれ。名古屋大学大学院環境学研究科博士後期課程修了、博士(心理学)(名古屋大学)。専門はリスク心理学、応用心理学。災害時の避難行動や災害復興の心理プロセスに関する研究の他、消費者行動の心理学的研究なども行なっている。海外の学術誌などの論文多数。著書に『リスクガヴァナンスの社会心理学』など。名古屋市地域特性に応じた防災力向上検討委員会アドバイザー委員等を歴任。
毎週火曜日、朝9時から30分間、PRO会員向けに生配信している「中澤・木村が斬る今週のニュース解説」。9月1日に配信した、中央大学准教授の大友章司氏によるシリーズ「リスクに効く心理学」(第9回)では、「リスクの社会的増幅」をテーマに解説していただきました。
大友氏は、地震や事故といったリスクイベントは直接的な被害だけでなく、人々の認知や反応、さらにはメディア報道を通じて社会全体へ影響が広がる「リスクの社会的増幅」を引き起こすと説明しました。特に災害時には、同じ出来事に報道が集中する「メディアスクラム」が発生しやすく、被害の大きな地域ばかりが注目されることで支援や復旧に格差が生じたり、周辺地域の観光や農産物への風評被害を招いたりすることがあると指摘。また、災害時にはデマも拡散しやすく、AIを利用した偽画像や不確かなSOS情報などが社会的不安を増幅させるため、「まず情報源を確認し、安易に拡散しない姿勢が重要だ」と呼びかけました。
番組の内容は、アーカイブからご視聴いただけます!
→https://www.risktaisaku.com/category/news_commentary/
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