環境省は4日、人の生活圏でのクマの出没増加を受け、クマ対策の知見や経験が少ない自治体を専門家チームが支援する実証事業を始めると発表した。都道府県や市町村から10団体程度を募集し、自治体ごとの課題に応じた対策を検討、試行する。
 従来クマの出没が少なかった地域での対応力を強化するのが目的。選定した自治体ごとに有識者や研究者らで専門家チームを編成。現地調査を通じて、監視体制の不足や出没時の避難誘導計画などの課題を整理する。
 その上で、市街地出没時のマニュアル作成や放置された果樹などクマの誘引物の対策などを提案する。必要に応じて対策の一部を実行し、効果も検証する予定だ。 
〔写真説明〕ツキノワグマ(資料写真)

(ニュース提供元:時事通信社)