2018/11/02
ニュープロダクツ
大和ハウス工業のグループ会社であるロイヤルゲートは1日、モバイル型決済端末「PAYGATE Station(ペイゲート ステーション)」を12月7日から発売すると発表した。決済システムと一緒の提供で、2020年3月までに店舗がクレジットカード番号など情報保護対策を行わねばならない改正割賦販売法にも対応。安全かつカード以外の多様な支払い方法にも対応するキャッシュレス決済手段として訴求していく。
端末はAndroidをOSとしており、大きさは長さ184mm、幅84mm、高さ58mmで重さは420gと片手で持てるサイズ。クレジットカード以外に電子マネーやQRコードといった多様な支払い方法に対応する。磁気やIC、暗証番号入力などのほか、電子マネーに多いタッチ式にも対応。さらにはPonta、dポイント、楽天ポイントといったポイントも利用可能となっている。決済後は明細が端末からプリントアウトされる。
1日に東京都千代田区の大和ハウス工業東京本社で行われた記者発表会で、ロイヤルゲートの梅村圭司社長は「日本のほとんどの決済手段に対応する」と説明。QRコードでは中国で普及しているアリペイやウィーチャットペイも利用できる。端末の通信はWi-Fiや携帯電話回線を通じて行い、小売で広く普及するPOSシステムとの連携も可能という。
トレンドマイクロが端末やサーバーのセキュリティ対策を実施。端末から決済ネットワークまでカード情報を暗号化し安全に処理する。6月に施行された改正割賦販売法では、カードの不正使用防止に向け、IC対応端末の設置のほか、店舗のカード情報不保持や、国際セキュリティ基準に準拠した暗号化などの対策を行うことが必要。「PAYGATE Station」の決済システムはこれらに対応する。
端末の価格は7万円が目安だが、システムと共に提供することもあり、5万円程度での販売を想定。手数料については柔軟に対応する方針で、3年間で10万台の販売を目標としている。梅村社長は2019年10月に計画されている消費増税の際のポイント還元の条件にキャッシュレス決済が政府で検討されていること、2019年ラグビーワールドカップや2020年東京オリンピック・パラリンピックを控え訪日外国人の増加が見込まれること、改正割賦販売法への対応などについて「『PAYGATE Station』で解決できる」と語った。改正法への対応については「スキミングなど不正利用防止のため、磁気からICにカードは変わりつつある」という現状をふまえ、同商品では多様な決済手段に対応し、かつ高い安全性を備えている旨を説明した。
■ニュースリリースはこちら
http://www.royalgate.co.jp/press/pdf/20181101.pdf
(了)
防災・危機管理関連の新製品ニュースリリースは以下のメールアドレスにお送りください。risk-t@shinkenpress.co.jp
リスク対策.com:斯波 祐介
ニュープロダクツの他の記事
おすすめ記事
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2026/09/15
-
-
-
-
防災は面白くないと広がらない
地震が起きたとき、スマートフォンに通知された情報を頼りに避難を判断することが多いだろう。緊急地震速報の情報から、いまどのように動くべきかを判断できる、そんな身近な危機管理を習慣づけた1 社が、アールシーソリューション(東京都新宿区)だ。2010 年に提供開始したスマートフォンアプリ「ゆれくるコール」は、緊急地震速報を受信できるアプリとして多くのユーザーが利用している。代表取締役の栗山章さんは、数多くのユーザーに防災の重要性を広めてきた一方で、ビジネスとして成り立たせる難しさにも直面してきたという。これまでのサービス開発の経緯や、防災ビジネスへの価値観を聞いた。
2026/09/09
-
被災施設への再入場判断「戻ってはいけない」では解決しない避難後の問題
大地震が発生し、安全な場所へ避難して一息つくと、人々には「ひとまず危険のピークは過ぎた」という根拠なき安心感が芽生える。そして、さまざまな理由で「避難してきた場所に戻りたい」といった気持ちが生じる。しかし、被害がどの程度なら戻ってよいのかについての明確なルールや事例は、どこを探してもあまり見当たらない。 国には応急危険度判定という仕組みや、施設管理者が建物を緊急点検するための指針などもある。が、これらは避難直後の「戻りたいニーズ」に応える仕組みではない。ここに、避難直後の「再入場」という古くて新しい問題がある
2026/09/09
-
リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
リスク対策.PROライト会員はこちらのページから最新号をダウンロードできます。
2026/09/07
-
-
-
暗黙知を形式知へ、10年の徹底改善が生きた
熊本市の工務店・新産住拓株式会社(小山英文社長)は、2016年の熊本地震や近年相次ぐ豪雨災害を通じて災害対応を磨き上げてきた。発生当日は、約3割の社員が定休日で社長も不在という条件下にもかかわらず、地震発生から50分で社員の安否確認をおおむね完了し、2時間後にはホームページや顧客専用サイトで被害受付を開始した。
2026/08/24





※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方