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災害時、自宅が倒壊する危険性がある場合、火災、避難勧告または避難指示等が出された場合、区民は、避難拠点等へ避難します。

避難拠点というのは、1995年の阪神・淡路大震災の被害の影響もあり、予想される避難の状況から練馬区で独自に定めたもの。区立の小・中学校は、地域での災害時の活動拠点にもなることから、単に「避難所」や「避難場所」と呼ばずに「避難拠点」と名付けられています。

避難所や避難場所は自宅が倒壊した際など、とどまることが困難になった時に避難する場所。よくテレビでも災害時の様子を放映される際に体育館の様子が映し出されていますね。

しかし、避難するだけではなく、給水車が到着したり、被災地外からのボランティアを受け入れたりと活動の拠点にもなるので、「避難拠点」と名付けられたのですね。

そして、練馬区では、すべての区立小・中学校を避難拠点として指定。区の区域内において震度5弱以上の地震が発生した際には、避難拠点を開設し、避難者を受入れます。

カレッジ内でも避難拠点についての説明が行われています

また、避難拠点において避難生活を送ることが困難な方を対象に、福祉避難所を開設します。

具体的には、介護を要する方や障害をお持ちの方などです。災害時要配慮者(さいがいじようはいりょしゃ)と呼ばれます。福祉避難所は高齢者施設や障害者施設等を指定しています。

いろんな施設の名前が挙がりました。これでは、災害時にどこに行けばいいのか迷ってしまいそうです。

まず、避難する際に向かうのは「避難拠点」。災害時に安全な場所を探し求めた時に、近所のどの区立小・中学校に行けばいいのか事前に調べておく必要がありそうですね。知っておかないと…いろんな場所を行ったり来たりしてしまいそうです。

知っておきたい情報を災害が起こる前に得られるのが「ねりま防災カレッジ」です。