※本セミナーは定員に達したため、申し込みを締め切りました

今から準備しないと間に合わない熱中症対策
 年間 5万人が救急搬送される最大の「災害」にどう備える!

2019年3月20日(水)品川フロントビル会議室で開催

総務省消防庁報告データによると、6月から9月の期間に、熱中症で救急搬送される方の数は、ここ数年5万人程度で推移しています。いまや最大の災害といっても過言ではありません。条件次第で、誰でも熱中症にかかる危険性がありますが、そんなとき、会社として「何の対策もしていませんでした」では許されません。予防法を知り、それを実践することで熱中症は確実に防ぐことができます。また、熱中症になった場合でも、応急処置を知っていれば重症化を回避することが可能です。そのためには、今からルールを決め、必要な備蓄をしておくなどの準備が必要です。

本セミナーでは、「正しい知識と予防法で熱中症リスクに備える~暑さに負けない対策・環境づくりとは?~」と題して、過去の経験を踏まえた予防対策や企業における熱中症対策の事例、熱中症に関わる政府の方針などについて、各講師からご紹介いたします。

事業継続を脅かす熱中症リスクに対して、企業はどのような備えと対策を行っていけばよいのか。また、企業として、従業員を守り、社会的責任を果たすためにどのような取組が必要なのかをご紹介いたします。
 

無料会員登録につきまして

概要

【開催概要】
■開催日:2019年3月20日(水)
■時 間:14時30分~17時00分予定(受付開始:14時00分~)
■会 場:品川フロントビル会議室
■住 所:東京都港区港南2-3-13 品川フロントビル地下1階
     https://shinagawafront.com/access/
■アクセス:○品川駅港南口より徒歩3分
      ○JR品川駅中央改札より徒歩5分
      ○京急品川駅改札より徒歩8分
■主 催:リスク対策.com(新建新聞社)
■共 催:東京サラヤ株式会社
■対象者:企業の総務・危機管理・BCP・リスクマネジメントのご担当者様 ほか
■定 員:100人
■参加費:無料(事前登録制)

プログラム

開会挨拶 14:30~

講演1
 建設現場における熱中症対策の取組について
 ~建設現場の環境改善に向けて~

 国交省 大臣官房技術調査課
 課長補佐 川尻竜也 氏

【講演概要】
熱中症は気温の高い夏季に多く発生しており、職場での熱中症による死亡災害者数は毎年20名前後に及んでいます。業種別にみると、死亡災害は建設業で最も多く発生しており、2016年における死亡者は7人で、業種別全体の約6割を占めています。このような状況を踏まえ、国土交通省では2017年3月に熱中症に関する各種基準を改定するとともに、建設現場における熱中症対策をまとめた事例集を作成・活用し熱中症対策を進めているところです。

2018年は7月中旬以降記録的な高温が続いたため、作業員等の健康管理に留意した現場の安全に係る措置を講じるため、国土交通省では「工事現場等の安全対策について」を通知しました。同通知では、上述の「土木工事安全施工技術指針」に則り、「建設現場における熱中症対策事例集」を参考として適切に対処することとし、さらに対策を実施するにあたり、他の期間へのしわ寄せ等のないよう、工期の見直しも含め、施工期間等の適正化に努めることとしています。これら国土交通省における取組などについて紹介いたします。

講演2
 サラヤ株式会社の熱中症への取組について

 

 サラヤ株式会社
 食品開発事業本部 食品開発グループ
 課長 柴田 大資 氏



【講演概要】
・企業の危機管理と熱中症
・熱中症対策における業界動向
・サラヤ株式会社の熱中症対策のラインナップご紹介
・サラヤの熱中症商品開発について

講演3
 竹中工務店における熱中症予防対策の取組事例

 

 竹中工務店
 東京本店 安全環境部
 安全グループ課長 黒田敏浩 氏



【講演概要】
熱中症予防対策には以下の4管理が必要とされています。
1、作業環境管理 2、作業管理 3、健康管理 4、労働衛生教育
これらの4管理がどの作業所においても同じレベルの管理状態となるよう具体的な熱中症予防対策を作業所及び協力会社に示し、5月から予防対策キャンペーンを実施しています。
竹中工務店の具体的な取組事例として
・熱中症予防指導員養成講習を実施(2015 年より延べ千名以上受講)
・プロジェクト毎に予防対策計画書を作成、実施
・水分補給や体の冷却のための備品を整備
・空調服購入に補助金を支給し、その他予防グッズの使用を啓蒙
以上の活動を実施して成果を上げております竹中工務店の取組についてご紹介いたします。

終了時間 17:00(予定)


※プログラム・タイムスケジュールおよび講師は、都合により変更になる可能性があります。
※著しい悪天候や感染症の流行など、参加者に危険を及ぼす恐れがあると主催者が判断した場合、セミナーの開催を中止する場合がございます。その際は、前日の夕方までにメールにてお知らせします。
※許可のない動画撮影、写真撮影、録音は全てお断りさせていただきます。

個人情報の取り扱いについて


〔本セミナーに関するお問い合わせ〕
新建新聞社 リスク対策.com セミナー開催事務局
〒102-0094 東京都千代田区紀尾井町3-27 剛堂会館ビル5F
TEL 03-3556-5525   E-mail: risk-t@shinkenpress.co.jp