2019/07/30
ニュープロダクツ

兼松コミュニケーションズは「SAFEY危機管理サービス」の販売に注力している。スマートフォンを通じて海外渡航者・駐在員の位置情報把握や365日24時間体制のインシデント情報配信などを実施。国際情勢不安が増す中、海外進出しているグローバル企業や国際協力団体などに訴求している。
利用者のスマートフォンにアプリを搭載。GPSを用い、位置情報を管理者に発信する。利用者の希望によって位置情報提供を国単位にするなどの選択もできる。情報については滞在先の国に関する情報の他、近くでテロや災害などの際には詳細な緊急情報も配信する。緊急情報は緑、黄色、赤と重要度によって色分け。アプリとSMSの2系統で配信する。緊急時にスマートフォンから管理者に対し安否連絡もしくは危機を即座に通知することができる緊急プッシュ機能も搭載。滞在先の警察、救急など緊急連絡先がアプリ内の電話帳に自動的にアップデートされる。
管理者画面では全世界のリスクマップや各国の直近インシデント情報を閲覧でき、世界地図上に利用者のリアルタイム位置情報を把握できる。さらに管理者から全利用者に対し一斉同報メッセージをSMSとEメールの2系統で送ることも可能となっている。SAFEYの開発・運用元は米国企業で、元々は米国人留学生向けのサービスだが、2018年より兼松コミュニケーションズが総代理店として国内企業向け販売を展開。アプリは日本語にも対応している。利用料金は1アプリ利用者につき月額3500円からで、1年契約を基本とする。
■詳細はこちら
https://www.safeyglobal.com/ja/
■問い合わせはこちら(兼松コミュニケーションズ)
global-service@kcs.ne.jp
電話:03-5308-1033 Safey担当まで
(了)
防災・危機管理関連の新製品ニュースリリースは以下のメールアドレスにお送りください。risk-t@shinkenpress.co.jp
リスク対策.com:斯波 祐介
- keyword
- SAFEY
- 兼松コミュニケーションズ
- 海外リスク
ニュープロダクツの他の記事
おすすめ記事
-
-
-
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2025/07/01
-
-
-
「ビジネスイネーブラー」へ進化するセキュリティ組織
昨年、累計出品数が40億を突破し、流通取引総額が1兆円を超えたフリマアプリ「メルカリ」。オンラインサービス上では日々膨大な数の取引が行われています。顧客の利便性や従業員の生産性を落とさず、安全と信頼を高めるセキュリティ戦略について、執行役員CISOの市原尚久氏に聞きました。
2025/06/29
-
-
-
柔軟性と合理性で守る職場ハイブリッド勤務時代の“リアル”な改善
比較サイトの先駆けである「価格.com」やユーザー評価を重視した飲食店検索サイトの「食べログ」を運営し、現在は20を超えるサービスを提供するカカクコム(東京都渋谷区、村上敦浩代表取締役社長)。同社は新型コロナウイルス流行による出社率の低下をきっかけに、発災時に機能する防災体制に向けて改善に取り組んだ。誰が出社しているかわからない状況に対応するため、柔軟な組織づくりやマルチタスク化によるリスク分散など効果を重視した防災対策を進めている。
2025/06/20
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方