こんにちは。サニー カミヤです。

このコラムでは、「ドッグレスキュー時のアプローチングについて」ご紹介いたします。まずは、下記のビデオをご覧ください。


出典:Union Lake Veterinary Hospital

たまにですが、消防レスキュー隊がさまざまなドックレスキューに借り出されるときがあります。その際、犬にアプローチする方法を知らないと不意に噛まれることや、捕獲しようとして、犬に飛びつかれて倒れることも考えられます。

そういう不意なアクシデントを免れるためにも、犬の行動生態を知っておくと消防士の手や体を守れる可能性が高くなります。

1、 犬のボディーランゲージについて

①    犬がリラックスしている状態:
・目が優しく、こちらの目を見つめます。
・口は少し開けて、呼吸も落ち着いています。
・耳は自然にたれていたり、リラックスした状態です(犬種にもよります)
・尻尾を降っていたり、緩く垂れていたりします。

写真を拡大 犬がリラックスしている状態



②    興奮状態の犬
・冷たい目つき
・目を見開いて疑っているような目つき(通称:クジラの目)
・口は閉じているか、前唇をかみしめているような状態
・口を引き締めたような状態で、よだれが垂れていたり、息が荒い状態
・耳は緊張して立った状態(ストレス)か、耳を前に傾けた攻撃状態
・背中の毛が、逆立った状態
・尻尾が直立した状態、もしくは股の間に巻き込んでいる状態
・尻尾を素早く動かしているときには要注意!

写真を拡大 興奮している状態の犬