大型動物のアニマルレスキュープログラムについて
〜世界の消防士たちが学ぶ本気の救命カリキュラム〜
一般社団法人 日本防災教育訓練センター 代表理事/
一般社団法人 日本国際動物救命救急協会 代表理事
サニー カミヤ
サニー カミヤ
元福岡市消防局レスキュー隊小隊長。元国際緊急援助隊。元ニューヨーク州救急隊員。台風下の博多湾で起きた韓国籍貨物船事故で4名を救助し、内閣総理大臣表彰受賞。人命救助者数は1500名を超える。世田谷区防災士会理事。G4S 警備保障会社 セキュリティーコンサルタント、FCR株式会社 鉄道の人的災害対応顧問、株式会社レスキュープラス 上級災害対策指導官。防災コンサルタント、セミナー、講演会など日本全国で活躍中。特定非営利活動法人ジャパンハート国際緊急救援事業顧問、特定非営利活動法人ピースウィンズ合同レスキューチームアドバイザー。
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災害現場でどうやって動物たちをコントロールするのか?
下記の4つのビデオは、災害現場でどうやって動物たちをコントロールし、消防士たちも安全に活動できるかを紹介しているビデオです。かなり長いですが、とても参考になると思います。
「Livestock Emergency Response- Part One: Handling」(出典:Youtube)
「Livestock Emergency Response- Part Two: Loose Livestock」(出典:Youtube)
Livestock Emergency Response- Part Three: Responding to Accidents(出典:Youtube)
Livestock Emergency Response- Part Four: Scene Security(出典:Youtube)
ビデオにもあるように、基本的に意識不明の馬を移動させる方法は下記の通りです。幅5〜10cm、長さ10m〜20mほどの繊維スリングを使うことが多いようです。なお、引っ張る人数は最低でも6名から10名は必要だと紹介されています。
■後方に引っ張るときのスリングのかけ方(布などで目を守ること)↓
■前方に引っ張るときのスリングのかけ方(布などで目を守ること)↓
■浮かして引っ張るときのスリングのかけ方(布などで目を守ること)↓
■横に引っ張るときのスリングのかけ方(布などで目を守ること)↓
※前足、後ろ足の付け根に均等に引っかけること