2016/11/08
ワールド ファイアーファイターズ:世界の消防新事情
2、消防手信号の標準化について
通常、現場経験が多い隊員は、面体を装着したまま声を発して会話する方法を持っていたり、面体の外部スピーカーを活用したりすることで意思の疎通をしていると思います。しかし、大規模な火災現場などで他隊との合同活動が予想される場合は、消防局内または日本全国共通の標準化された消防手信号を準備し、日頃から使いこなしておくことが必要だと感じます。
生活環境の変化から、消防対象物の構造や機械的なシステムの進歩により、複雑なコミュニケーションが必要な場合が増えたのではないかと思い、海外の事情を探してみたところ、手信号の他に光や電子音、デジタル表示機能 & BlueTooth付きにより会話できる面体などもありますが、やはり、シンプルな手信号の方が使いやすいようです。



ワールド ファイアーファイターズ:世界の消防新事情の他の記事
おすすめ記事
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2025/07/15
-
-
ランサムウェアの脅威、地域新聞を直撃
地域新聞「長野日報」を発行する長野日報社(長野県諏訪市、村上智仙代表取締役社長)は、2023年12月にランサムウェアに感染した。ウイルスは紙面作成システム用のサーバーとそのネットワークに含まれるパソコンに拡大。当初より「金銭的な取引」には応じず、全面的な復旧まで2カ月を要した。ページを半減するなど特別体制でなんとか新聞の発行は維持できたが、被害額は数千万に上った。
2025/07/10
-
-
リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
リスク対策.PROライト会員はこちらのページから最新号をダウンロードできます。
2025/07/05
-
-
-
-
-
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方