マカフィーの田中社長はエンドポイント向けセキュリティ商品の説明を行った

マカフィーは7日、企業向けのエンドポイント(端末)セキュリティ商品として「McAfee MVISION EDR(マカフィー エムビジョン イーディーアール)」の国内での本格展開を発表した。AI(人工知能)も活用し調査を自動化。クライシスレスポンスにかかる時間を短縮している。

エンドポイントのデータ収集と脅威検知の後に、証拠の調査や分析にはこれまでアナリストが仮説を立て、合致しているかの確認を行っていた。「MVISION EDR」ではAIも活用し初期調査を自動化。一般的なエンドポイントセキュリティでは2時間10分かかっていたものを6分に短縮したという。自動化は調査レベルの均一化にもつながる。

マカフィーではパートナーである販売代理店を通じて提供する。価格はケースによって異なるが、7日に東京都港区のザ・プリンスパークタワー東京で行われた記者発表会にパートナーとしてテクマトリックス、富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ、三井物産セキュアディレクションの3社の関係者が出席。提供するセキュリティメニューに「MVISION EDR」を加えるとした。

マカフィーの田中辰夫社長は「当社ではデバイスからクラウドまでの保護を打ち出している。試験運用を重ね、いよいよ日本で本格展開していく」と説明した。

■詳細はこちら
https://www.mcafee.com/enterprise/ja-jp/products/mvision-edr.html

(了)

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リスク対策.com:斯波 祐介