行動がより具体化するアプリの活用

「東日本大震災時に多くの方が避難所に集まり、子どもたちがいる中で混乱を生じた小学校もありました。その経験から地域の方々が危機感を持たれています。地域の避難所に帰宅困難者が殺到して、混乱してしまうのではないかと」(石橋さん)。

「対策として、まずは、帰宅困難者の一時滞在施設が一覧になっているマップを作成し、地域の避難所などで配布してもらう方法を考えました。マップを渡せば、どこが滞在施設になっているのかがわかります。ですが紙のマップでは、開設状況を確認することができないという課題があったため、その他の情報発信手段も検討することになりました」(石橋さん)。

インターネット環境が整っていれば、情報を確認することができ、インターネット環境がない場合でも「どこに一時滞在施設があるのか?」という情報はアプリ内のオフラインマップで確認することができます。災害時の円滑な誘導を目指して、防災マップアプリの普及啓発を行っています。

写真を拡大 アプリの画面。一時滞在施設が表示され、今のいる場所の近くでどこにあるのかがわかるようになっています。

「災害時は、随時更新をかけて、各施設の状況を確認することができます」(石橋さん)。

写真を拡大 施設の状況は随時更新する

災害時にアプリを使いこなせるよう、平時からの周知が重要となりそうです。