2017/04/14
ニュープロダクツ
ソフトバンクは、防水・防じんで、耐衝撃性能を備えた衛星電話「SoftBank 501TH」の販売に注力する。片手で持ちやすいコンパクトサイズで、大容量バッテリーを搭載しているので国内最長9時間の連続通話ができる。災害時やなどの際、従来の一般携帯電話は圏外となるような場所や状況でも衛星回線を介して通信が可能だ。
機器の正常機能や安全性を阻害するほどの粉じんが内部に侵入せず、あらゆる方向からの噴流水にも影響を受けない規格「IP55」の防水・防じん性能があり、外部からの衝撃に対して耐性がある「K05」の機能を備えている。
緊急時、あらかじめ指定した宛先への電話発信やSMS送信ができる「SOSボタン」や、ボリュームボタン、スピーカーホンなどを搭載した。警察、消防・救急、海上保安庁などの機関へも発信できるほか、衛星電話から発信の際、国内向けでも通常必要な国番号なしでも発信ができる。
連続通話時間は約9時間、連続待受時間は約100時間。サービス提供エリアは、北南米などの一部の国と地域を除く全世界となる。アラブ首長国連邦のThuraya Telecommunications Company(スラヤ テレコミュニケーション カンパニー)が提供する衛星通信設備を利用することで、災害や海外出張時など従来は一般携帯電話が圏外となるような場所や状況でも、衛星回線を介して通信が可能だ。屋内で利用する場合は別途外部アンテナキットが必要となる。
サイズは、幅53mm、高さ128mm、厚さ27mm。重量は約212g。
■ニュースリリースはこちら
http://www.softbank.jp/corp/group/sbm/news/press/2017/20170110_01/
(了)
ニュープロダクツの他の記事
おすすめ記事
-
-
リスク対策.com編集長が斬る!【2024年4月23日配信アーカイブ】
【4月23日配信で取り上げた話題】今週の注目ニュースざっとタイトル振り返り/特集:南海トラフ地震臨時情報を想定した訓練手法
2024/04/23
-
-
-
2023年防災・BCP・リスクマネジメント事例集【永久保存版】
リスク対策.comは、PDF媒体「月刊BCPリーダーズ」2023年1月号~12月号に掲載した企業事例記事を抜粋し、テーマ別にまとめました。合計16社の取り組みを読むことができます。さまざまな業種・規模の企業事例は、防災・BCP、リスクマネジメントの実践イメージをつかむうえで有効。自社の学びや振り返り、改善にお役立てください。
2024/04/22
-
-
リスク対策.com編集長が斬る!【2024年4月16日配信アーカイブ】
【4月16日配信で取り上げた話題】今週の注目ニュースざっとタイトル振り返り/特集:熊本地震におけるBCP
2024/04/16
-
調達先の分散化で製造停止を回避
2018年の西日本豪雨で甚大な被害を受けた岡山県倉敷市真備町。オフィス家具を製造するホリグチは真備町内でも高台に立地するため、工場と事務所は無事だった。しかし通信と物流がストップ。事業を続けるため工夫を重ねた。その後、被災経験から保険を見直し、調達先も分散化。おかげで2023年5月には調達先で事故が起き仕入れがストップするも、代替先からの仕入れで解決した。
2024/04/16
-
工場が吹き飛ぶ爆発被害からの再起動
2018年の西日本豪雨で隣接するアルミ工場が爆発し、施設の一部が吹き飛ぶなど壊滅的な被害を受けた川上鉄工所。新たな設備の調達に苦労するも、8カ月後に工場の再稼働を果たす。その後、BCPの策定に取り組んだ。事業継続で最大の障害は金属の加温設備。浸水したら工場はストップする。同社は対策に動き出している。
2024/04/15
-
動きやすい対策本部のディテールを随所に
1971年にから、、50年以上にわたり首都圏の流通を支えてきた東京流通センター。物流の要としての機能だけではなく、オフィスビルやイベントホールも備える。2017年、2023年には免震装置を導入した最新の物流ビルを竣工。同社は防災対策だけではなく、BCMにも力を入れている。
2024/04/12
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方