2017/04/24
防災・危機管理ニュース
BSI(英国規格協会)の日本法人であるBSIグループジャパンは、企業のリスク管理担当者やBCP担当者向けに「事業影響度分析(BIA)トレーニングコース」と「事業継続計画(BCP)策定トレーニングコース」を開始する。第一回のBIAトレーニングコースは6月19日、BCP策定トレーニングコースは6月26日に開催。ともに開催場所は東京で受講料は3万円(税別)。
事業影響度分析(Business Impact Analysis:BIA)とは災害などのリスクが発生し、事業が中断した場合に企業に与える影響を事前に分析することで、BCPを策定するうえで重要な作業。BIAトレーニングコースでは、企業を取り巻くリスクを具体的に想定しながら事業影響度分析の手法を学ぶ。BCP策定トレーニングコースは、これからBCPを策定する企業だけでなく、これまでのBCPの見直しを図りたい企業の担当者も対象にBCP策定に必要なスキルを身につける。
政府は2020年までに大企業のほぼ100%、中堅企業の50%のBCP策定目標を打ち出している。昨年の内閣府の調査によると大企業のBCP策定率は60.4%、中堅企業では29.9%だった。
関連記事:BCP策定率は大企業6割、中堅企業3割。「BCP知らない」企業は1割以下=内閣府防災担当(2016/4/5)
http://www.risktaisaku.com/articles/-/1111
■ニュースリリースはこちら
https://www.bsigroup.com/ja-JP/about-bsi/media-centre/press-release/2017/pr-TR-BCPBIA/
(了)
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