(出典:写真AC)

前回の寄稿で、今日のデジタルトランスフォーメーション(DX)において発生するデジタルリスクは、サイバー攻撃リスクが目立つと紹介しました。前回の内容は主に北米を中心とするデータでしたが、RSAが日本で独自に行ったアンケートでも、デジタルリスクとして捉えている言葉から結び付けられるリスク項目は、「サイバー攻撃リスク」が最も多いという結果となりました。

アンケートに回答して頂いた方々にお話を伺ったところ、その理由として、デジタルという言葉とサイバーという言葉が一緒くたになっているケース(デジタルリスクはサイバー攻撃リスクと“=”で結び付けられている)と、サイバー攻撃を受けたら、どの部門がどう対応したらよいのか分からず不安であるという点が、「サイバー攻撃リスク」に票が投じられた要因のようです。RSAでは、この結果となった原因について、組織のサイロ化による、部門間のデジタル業務に関する情報伝達が不十分であったことが大きな要因となっていると見ており、各部門がそれぞれの視点でリスクを偏った目で見ているため、組織横断的あるいは俯瞰的にリスクを発見できない状況に陥っていると考えています。また、特にDXによって進化したデジタル基盤上では、その進行と共にリスクは複合的に増大していくと考えられています。

写真を拡大 組織のサイロ化のイメージ
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