2017/06/06
防災・危機管理ニュース
日本気象協会が推進する「トクする!防災」プロジェクトは1日、公式サイトで「夏の備蓄前線」を公開した。各地で雨が多くなる時期を参考に、備蓄の見直しを推奨する時期を前線図にしたもの。8人の気象予報士たちが、地域で起こりやすい災害とそれに合わせた備蓄対策を解説する。
例えば「関東地方は夏には内陸部や都心周辺などで、雷雨や集中豪雨の発生することが多くなります。都心の豪雨は、ヒートアイランドによる都市熱が原因の1つとされています。過去にも、豪雨の発生により停電や地下街への浸水が起こり、ライフラインに影響が出たケースがあります。突然の災害で生活用品の入手に困ることのないように、普段から保存食や飲料水などの備蓄品を計画的に購入するなど、災害への備えをしておきましょう」といった内容。
梅雨や集中豪雨、台風などで土砂災害や洪水が起きやすいシーズンに入る前に、災害に備えた食料品や生活必需品の備蓄を見直し、シーズンに入ってからは気象情報や警報・注意報などの情報に気をつけるように呼びかける。
■ニュースリリースはこちら
http://www.jwa.or.jp/news/2017/06/post-000849.html
■「トクする!防災」プロジェクト公式サイト
https://tokusuru-bosai.jp/stock/stock07.html
(了)
防災・危機管理関連の新製品ニュースリリースは以下のメールアドレスにお送りください。risk-t@shinkenpress.co.jp
リスク対策.com:横田 和子
防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
-
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2025/10/28
-
-
-
-
-
月刊BCPリーダーズ2025年上半期事例集【永久保存版】
リスク対策.comは「月刊BCPリーダーズダイジェスト2025年上半期事例集」を発行しました。防災・BCP、リスクマネジメントに取り組む12社の事例を紹介しています。危機管理の実践イメージをつかむため、また昨今のリスク対策の動向をつかむための情報源としてお役立てください。
2025/10/24
-
-
「防災といえば応用地質」。リスクを可視化し災害に強い社会に貢献
地盤調査最大手の応用地質は、創業以来のミッションに位置付けてきた自然災害の軽減に向けてビジネス領域を拡大。保有するデータと専門知見にデジタル技術を組み合わせ、災害リスクを可視化して防災・BCPのあらゆる領域・フェーズをサポートします。天野洋文社長に今後の事業戦略を聞きました。
2025/10/20








※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方