2017/07/25
ニュープロダクツ

NECネッツエスアイは20日、Darktrace Limited(本社:英・ケンブリッジ、米・サンフランシスコ)の未知のサイバーセキュリティ上の脅威をリアルタイムで検知するシステム「Enterprise Immune System」の導入支援・保守サービスを日本国内で提供開始すると発表した。人工知能(AI)を応用した機械学習のアプローチにより、ネットワーク環境で何が正常なのかを自己学習することで、ネットワークの異常な挙動をいち早くとらえるシステムだ。
正常とは何かを絶えず学習し続け、正常なパターンに適合しない異常値を特定する手法。従来の手法では発見できなかった未知の脅威を検知することができる。また、3Dグラフィックにより社内ネットワークの相関関係が一目で分かり、セキュリティ分析の効率化を図ることが可能だ。
事前の設計やルールの定義、詳細設定が不要で、他システムへの影響がなく、短時間で動作を開始させることができるので、容易に導入できる。
同社のネットワークSI(システムインテグレーション)力、24時間365日対応の全国保守サービス基盤を組み合わせることで、構築から全国オンサイト保守まで、顧客のセキュリティ対策の強化をワンストップで支援する。セキュリティインシデントが発生した場合は、同社のセキュリティソリューションを活用し、包括的なセキュリティマネジメントを行う。
■ニュースリリースはこちら
http://www.nesic.co.jp/news/2017/__20170720.html
(了)
防災・危機管理関連の新製品ニュースリリースは以下のメールアドレスにお送りください。risk-t@shinkenpress.co.jp
リスク対策.com:横田 和子
ニュープロダクツの他の記事
おすすめ記事
-
非常時に目標と道筋を示すことが危機管理担当者の役割
非常事態に中心的な役割を求められるのが危機管理担当者だが、求められる能力は何か。また、平時に はどのように備えればよいのだろうか。岩手大学で防災危機管理に係る人材育成に取り組んできた越野 修三・同大学客員教授は、危機管理担当者に求められるのは、非常時に際して「少ない情報から状況判断 して、目標は何なのか道筋を示すこと」だと語る。
2021/04/05
-
緊急事態宣言解除後も出勤者は変わらず
リスク対策.comが、1都3県の緊急事態宣言が解除された翌22日から行った簡易アンケート調査によると、「緊急事態宣言解除後、出社率は変わりましたか?」との問いに対し、「変わらない」との回答が60%で、微増が37%になった。アンケートは、メールマガジン読者らに対して配信し、翌日までに45の回答を得た。
2021/03/28
-
3.11から10年、日本の危機管理はどこまで向上したか?【アーカイブ配信】
2021年3月25日(木)に開催したオンラインセミナーのアーカイブ配信です。
2021/03/27