最近、「分散避難」という言葉をよく聞きます。皆さんの会社では分散避難をどのように考えていらっしゃいますか。もしかして自宅にいた場合の避難先のことだと思っていませんか。

いえいえ、もちろんそうではありません。今回は企業の分散避難について考えたいと思います。

「避難」とは難を避ける行動のこと

今年の5月に、日本災害情報学会が「避難に関する提言:新型コロナウイルス感染リスクのある今、あらためて災害時の『避難』を考えましょう」を発表しました。

そのなかで、「避難とは難を避ける行動のことです。避難所に行くことだけが避難ではありません」としています。新型コロナウイルス感染症の不安があるなかで、避難所に人が密集することを避けようという動きがあるのです。

ところで、皆さんの会社のBCPや防災計画で避難先はどちらにしていますか? 就業時間中に災害が発生した場合の避難先は、地域の指定避難所にされている企業は多いのではないでしょうか。

でも考えてみてください。避難所はどうしても密になります。せっかくコロナウイルス対策で日常業務の見直しやテレワークの導入、設備に投資して社員の感染リスクを低減させる取り組みを行ってきたのに、大切な社員を感染リスクにさらすことは避けたいですね。

ではどのように考えればいいのでしょうか。平成30年7月豪雨災害で被災した岡山県倉敷市真備町の取り組み事例から学んでみたいと思います。

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