2017/08/30
ニュープロダクツ
GDEPソリューションズは29日、イスラエル企業のホワイトソース社と代理店契約を締結し、ホワイトソース社のソリューションシステムである「WhiteSource」を国内で初めて販売すると発表した。オープンソースソフトウェア(OSS)を利用しシステム開発を行う企業向けに販売を進めていく。
ソースコードが公開されているOSSは短期間でのリリースやコスト削減のため、システム開発に広く利用されている。一方で脆弱性のあるものが含まれるといった不具合や、知らないうちにライセンス違反を犯すといったリスクもある。
「WhiteSource」では顧客のファイルの独自識別子(UID)を計算し、全UIDをクラウド上の同製品サーバーへ送付。脆弱性やバグの発見のほか、ライセンス条項との整合性も調べる。ソースコードは転送されない。データベースは300万コンポーネントと7000万のソースファイルから構成され、20以上のプログラミング言語をカバー。問題点解決のための解決オプション提示もある。
価格は年間契約で99万8000円~(税別)。クラウド利用などによりコストを抑えたという。GDEPソリューションズの長﨑敦司社長は、29日の記者発表会で「クラウドインフラ事業の一環として、ホワイトソースと提携した」と述べ、販売を促進していく方針を示した。
■ニュースリリースはこちら
http://www.gdep-sol.co.jp/?p=1454
リスク対策.com:斯波 祐介
ニュープロダクツの他の記事
おすすめ記事









※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方