2017/09/08
防災・危機管理ニュース
東京都は8月31日、墨田区にある両国防災船着場に隣接する都有地と墨田区有地における帰宅困難者受け入れ機能のある複合施設の開発について発表した。ホテルなどが入る複合施設で災害時は帰宅困難者を受け入れ。防災備蓄倉庫も設置する。帰宅困難者や物資の水上バスでの輸送も視野に入れる。
不動産開発会社のヒューリックを中心としたグループが、都と墨田区に賃料を支払って、9階建て、延床面積8064m2の施設を開発する。公共施設として子育て施設と水上バスの待合スペースを、民間施設としてホテル、カフェレストラン、観光案内所を設置する。災害時にホテルやレストランで帰宅困難者を受け入れる。倉庫での備蓄も行う。オープンは2020年6月ごろを予定している。
都では災害時の舟運利用を視野に入れており、水上バスを使った災害物資の輸送や、乗客がいる状態での荷物運搬の実験も行っている。
■ニュースリリースはこちら
http://www.metro.tokyo.jp/tosei/hodohappyo/press/2017/08/31/04.html
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「両国船着場に帰宅困難者用避難施設」
http://www.risktaisaku.com/articles/-/2632
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http://www.risktaisaku.com/articles/-/2483
「災害で道路寸断でも船で人・物資輸送へ」
http://www.risktaisaku.com/articles/-/3486
(了)
リスク対策.com:斯波 祐介
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