モロスコ氏は時代に合ったセキュリティ対策として新商品をPRした

米国のサイバーセキュリティ企業であるパロアルトネットワークスは12日、セキュリティ基盤をクラウドで提供する「GlobalProtect cloud Service」の日本市場での提供を発表した。今月末から日本含め各国で開始する予定。従来の企業内ネットワークによる保護が難しいモバイル端末やリモート拠点のセキュリティをカバーする。

セキュリティ集中管理システム「Panorama」を通じ、クラウドによる単一の管理インターフェイスを提供する。テレワークやモバイルの増加で、従来の企業など組織内のネットワークでの保護が難しい端末や拠点の増加に対応する。価格は代理店のサービス設定によって異なるが、リモート拠点については200~1万Mbpsまでの帯域幅のプール量に基づいて、モバイルユーザーには端末数ではなく200~5万以上のユーザー数の範囲で従量制とする。

パロアルト社のプロダクトマーケティングディレクターであるクリス・モロスコ氏は12日の記者発表会で「これまでは企業ネットワーク内で守られてきたユーザーも、今は特にモバイルで追加対策が必要」と説明。企業ネットワークから外れた場所でもセキュリティを提供できる「GlobalProtect cloud Service」の利点を訴えた。

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https://www.paloaltonetworks.jp/company/press/2017/gp-cloud-service-announcement-release.html

(了)

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リスク対策.com:斯波 祐介