2020/08/05
ニュープロダクツ
英国のwhat3words社は、世界全体を3メートル四方に区切り、3つの単語の組み合わせで正確な位置情報を伝えられるサービスを提供している。スマートフォンのアプリを使って、自分の現在地に割り当てられた「3ワードアドレス」を取得し、そのアドレスを同社のWebサイト(https://what3words.com/)の検索枠に入力すると、地図上に場所が正確に表示される。住所より簡単に場所を伝えることができるため、警察や消防などの緊急対応への導入が期待されている。
例えば、渋谷の忠犬ハチ公像の場所には「///いちば・こうてい・おいて」という3ワードアドレスが割り当てられているので、同社のWebサイトにアクセスして、画面左上の枠に「///いちば・こうてい・おいて」と入力すると、忠犬ハチ公像の場所が地図上に正確に表示される。3ワードアドレスは45カ国語に対応している。
サービスは既に約170カ国において、自動車、Eコマース、物流、交通、 旅行、 郵便や緊急サービスなど1000を超える企業や政府系機関、NGOなどに活用されており日本でも既に、訪日外国人観光客向けナビゲーションアプリ「Japan Travel by NAVITIME」や、タクシー配車サービスアプリ「S.RIDE」がwhat3wordsに対応している。
今後は、場所を簡単かつ正確に伝達できる特性を生かして、特に警察や消防・救急などの緊急対応や、警備業、自治体の災害対応などの分野での普及を目指しており、こうした分野の複数の組織がwhat3wordsの活用を検討中だという。
海外では、英国内の緊急対応サービスの80%以上で、カナダ、米国、オーストラリア、南アフリカ、ドイツ、モンゴルにおいては、あわせて124カ所の緊急対応センターで採用されており、その有効性が実証されている(英国の警察での活用事例を紹介した動画: https://vimeo.com/413058328)。
what3wordsは同社Webサイト、またはiOSやAndroidのアプリで無料で利用できる。既存のWebサイトにwhat3wordsの機能を組み込むためのWeb APIや、ArcGISやQGISといった他のGISプラットフォームのためのプラグイン、専用ソリューションを開発するためのSDK(ソフトウェア開発キット)も用意されており、公的機関や緊急対応サービスに関連する分野に対しては、これらが無料で提供されている。
■ 詳細情報: https://what3words.com/ja/business/
■お問い合わせ: zolboo@what3words.com (日本語対応可能)
防災・危機管理関連の新製品ニュースリリースは以下のメールアドレスにお送りください。risk-t@shinkenpress.co.jp
リスク対策.com 編集部
ニュープロダクツの他の記事
おすすめ記事
-
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2026/01/06
-
リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
リスク対策.PROライト会員はこちらのページから最新号をダウンロードできます。
2026/01/05
-
年末年始にサイバー攻撃は約2倍以上増加する
サイバー攻撃のリスクは、平日よりも休日に高まる傾向がある。デジタルデータソリューション株式会社(東京都港区)の調査によると、年末年始にはサイバー攻撃が約2倍以上に増加することが明らかになっているという。
2026/01/04
-
能登半島地震からまもなく2年
能登半島地震からまもなく2年。災害対応の検証も終盤に入っています。浮上した課題を反映し、災害関連法も変わりました。来年はこれらの内容をふまえた防災・BCPの見直しが加速しそうです。発災直後から被災地を調査し、石川県の初動対応を振り返る検証委員会の委員も務めた金沢大学准教授の青木賢人氏に防災・BCP強化の方向を聞きました。
2025/12/25
-
-
-
-
-






※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方