「VDOO Vision」では重要度に応じたリスクレベルを表示した解析レポートを提供

マクニカネットワークスは、三井住友海上火災保険の専用サイバー保険を付帯したIoT機器向けリスク診断サービス「VDOO Vision」を提供する。事業者が製造・販売するIoT製品のセキュリティの脆弱性を把握・改善するとともに、万一サイバー攻撃の被害にあった場合に、保険による補償を一体で提供することで、安心・安全なIoT機器の普及を支援する。

マクニカの「VDOO Vision」は、豊富な解析ナレッジをもとにファームウエアバイナリを自動解析し、さまざまな視点からIoTデバイスのセキュリティ問題を視覚化する。IoTデバイスのデザイン時に必要なセキュリティ要件を短時間で見極めることができ、デバイス開発、品質保証、セキュリティサービス提供事業者のセキュリティ解析にかかる負荷を軽減する。

解析レポートでは、IoTセキュリティの脅威に対する既知の脆弱性だけでなく、公開脆弱性情報や各種セキュリティ基準とのギャップを分析し、重要度に応じたリスクレベルを表示。特に対策が必要な点については個別の対策方法をガイドする。

自動解析ツールによるファームウェア解析は、製品ごとの解析だけでなく、製品開発工程ごとの解析検査が可能。解析以降に発見された重要な問題や攻撃は、メールにより即座に通知するサービスも提供できる。対策も防御も難しい場合には、診断した結果をベースにデバイスを保護するエージェントも提供する。 

三井住友海上の専用サイバー保険は、情報漏えい等による損害賠償費用に加え、その原因調査費用やサーバー復旧費用等、サイバー攻撃による損害を幅広く補償する。また、万一「VDOO Vision」のリスク診断を受けたIoT機器が販売後にサイバー攻撃の被害に遭い、事業者が賠償責任を負った場合には、改めて「VDOO Vision」のリスク診断を受ける費用等、再発防止に要する費用を補償する。支払限度額は1商品あたり賠償損害500万円、費用損害500万円。補償期間は、診断を受けてから1年間。

プレスリリース

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リスク対策.com 編集部