イー・ガーディアンは、動画音声をテキスト化することで著作権侵害や薬機法違反をAI監視する新機能を発表した(イメージ画像出典:写真AC)

インターネット上にある情報の投稿監視、風評調査、マーケティング利用などを手がけるイー・ガーディアンは1月30日、動画コンテンツが著作権侵害や薬機法違反に該当していないことをAI(人工知能)システムにより監視する新機能「TextVoice(テキストボイス)」を開発、 提供開始すると発表した。

スマートフォンの普及により動画視聴が定着しており、  各企業では動画を活用したコンテンツや広告が増加している。動画広告の2020年の市場規模は2017年の2倍近く相当する2400億円に拡大するという予測もある。 一方で、動画の内容が著作権侵害や、医薬品等の過大広告を取り締まる「薬機法(旧薬事法)」違反に当たらないか、など内容の安心安全性の担保が課題となっており、 動画監視に対するニーズが高まっているという。

新機能は、動画内音声をAIシステムにより自動で テキスト化したうえで、動画内音声をAIが分析し、特定キーワードの検知を行う。 これにより著作権を持つ個人や企業は、動画サイトから膨大な動画データから、著作権侵害するものをパトロール検出できる。また動画広告を配信したい企業や広告代理店は、配信予定の動画内容に 過大広告など薬機法(旧薬事法) に該当していないかなどを自動でチェックできる。サービス価格は要問合せ。

同社ではこれまで、AIを活用したテキスト投稿監視システム「E-Trident」や東京大学と連携し業界初となる人工知能型画像認識システム「ROKA SOLUTION」、 画像内物体検知システム「Kiducoo AI」を開発しており、これらのAIソリューションと組み合わせることで、 多角的視点からの動画監視を提供していく。

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https://www.e-guardian.co.jp/info/2018/0130

(了)

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リスク対策.com:峰田 慎二