2021/02/28
ニュープロダクツ

ピーキューテクノは、アルコールを一切含まず、アミノ酸と化粧品原料規格成分、高機能複合水で構成した新世代の抗ウイルス・抗菌・消臭剤「アミノエリア・プレミアム」を開発した。2020年に発売した「アミノエリアneo(ネオ)」の姉妹製品で、抗ウイルス・抗菌・消臭性能を改良進化させたという。同社では、2002年から、大豆を主成分にアルコールをほとんど使わない抗ウイルス・抗菌・消臭剤を開発しており、昨年以降の新製品では、塩素やアルコールを一切含まないことで、安全性が高く、身の回りの用途に使用できることを製品の最大の特徴に挙げている。吸い込んでも安全で、皮膚についても刺激がないという。
専門検査機関で各効果を実証
専門機関による検査も徹底している。新型コロナウイルス(SARS CoV 2)の不活化を実証したほか、インフルエンザウイルスやノロウイルス、口蹄疫ウイルス、大腸菌、黄色ブドウ球菌、そして、今回のさまざまなウイルス・細菌に高い効果を発揮することを実証した(試験機関は、鳥取大学農学部、京都産業大学鳥インフルエンザ研究センター、中部大学生命健康科学部、㈶日本食品分析センター、酪農学園大学獣医学部)。また、㈶日本食品分析センター、群馬大学医学部などの試験により、吸い込んでも安全なことや、皮膚に刺激がないことを実証。さらに、中部大学生命健康科学部生命医学科により、7日間の抗インフルエンザウイルス効果を持続することを実証している。腐敗臭やし尿臭、ホルムアルデヒドなどの臭いを強力に消すことができ、高齢者施設や介護施設、病院などでも安心して使えるとする。国際ハラール認証も取得済だ。3月からは、建物入り口などで衣服ごと消毒できる軽量・コンパクトタイプの噴霧装置の販売も行う。これまでも医療施設や大学、行政機関などに導入していたが、事務所など、よりコンパクトなスペースにも設置したいとのニーズが多く開発した。「40㎝四方のスペースがあればどこにでも設置できる」という。
防災・危機管理関連の新製品ニュースリリースは以下のメールアドレスにお送りください。risk-t@shinkenpress.co.jp
リスク対策.com
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