NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューションが7日から提供開始した地方自治体向けSMSメッセージ送信サービス「空電プッシュ for LGWAN」(画像出典:同社公式サイト)

NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション は7日、 地方公共団体が通常業務で利用している  総合行政ネットワーク(以下LGWAN) 接続の端末からSMS(ショートメッセージサービス)を送信できる  「空電(からでん)プッシュ for LGWAN」の本格的販売を開始すると発表した。

SMSは、携帯電話番号に直接短文のテキストメッセージを送信できる機能。郵送やメール送信、また直接電話をかけるよりも到達率の高いのが特長。法人向けにはすでに2011年6月から開始している。地方自治体が標準利用している総合行政システム「LGWAN」上で利用できるサービスとして登録認可を受けたことで、サービス範囲を自治体まで広げる。

自治体は、 年金や税金などの各種催告・督促、健康診断などの利用促進、 図書館など貸出物の返却のお願いなど、 多岐にわたる業務で住民への連絡が求められている。一方、 郵送や電子メール、直接電話をかけるなどでは住民とコンタクトがとりにくかったり、郵送・電話にかかる費用がかさむなど課題があった。また100%に近い到達率であることから、災害など緊急時の連絡手段にも活用が見込める。

ブラウザで画面を操作し、 日時を指定して登録した携帯電話番号に一斉にメッセージを送信できる ほか、着信状況も確認できる。SMSの文字数制限(全角70文字)に対応するため、各携帯キャリアで対応している最大文字数まで拡張できる「長文メッセージ機能」を実装している。

■ニュースリリースはこちら
https://www.nttcoms.com/news/2018020601/

■「空電プッシュ」のサービス紹介ページはこちら
https://www.karaden.jp/

(了)

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リスク対策.com :峰田 慎二