2018/03/01
ニュープロダクツ

イー・ガーディアンは2月28日、「エルサゲート」と呼ばれる子ども向けに見せかけた危険な動画の監視サービス「エルサゲート パトロール」の提供開始を発表した。子ども向け動画コンテンツを制作する企業向けに、サービスを通じてコンテンツの有害性を事前にチェックできる。
YouTubeなど動画共有サイトや動画アプリの普及により、 大人だけでなく子どももスマートフォンやタブレットなどで動画を視聴する機会が増えているなか、人気キャラクターが出演し子ども向けと見せかけたコンテンツの中に、キャラクターが暴力を振るう、子どもを虐待する、排せつ行為を繰り返すなどの有害な動画が見られるようになり、日本でも社会問題としてとらえられ始めているという。
新サービスは、プロモーションやサービスとして動画コンテンツを制作する企業を対象に、子ども向けに制作したコンテンツがエルサゲートに該当しないかどうかをオフラインで事前にチェックするもの。長年、動画監視のサービスを提供している同社の強みを生かし、 グーグルの規定に沿いながら、独自の基準を踏まえて子どもがショックを受ける表現が含まれないかを監視する。
費用は要問い合わせ。
■ニュースリリースはこちら
https://www.e-guardian.co.jp/info/2018/0228
(了)
防災・危機管理関連の新製品ニュースリリースは以下のメールアドレスにお送りください。risk-t@shinkenpress.co.jp
リスク対策.com:峰田 慎二
ニュープロダクツの他の記事
おすすめ記事
-
苦境に立っている企業は声をあげるべき一方向のメッセージだけ優先するのは危険
緊急事態宣言によって経済社会のダメージが一層深刻化。先行きが見通せない状況が続くなか、飲食大手では「このままでは雇用を守れない」として営業時短要請に応じない動きが広まっています。企業の危機管理担当者が持つべき視点と取り組むべき対策を聞くリレーインタビュー第3弾は、危機管理広報の観点からの意見を紹介。
2021/01/27
-
「ジョブ型」へシフトできない姿が露呈変わらなければ人は入って来ない
新型コロナウイルス感染症の先行きが見通せない状況が続いています。企業の危機管理担当者がいま持つべき視点と取り組むべき対策を、感染リスクと事業継続リスクの側面から聞くリレーインタビュー第2弾。プリンシプルBCP研究所の林田朋之所長のコメントを紹介します。
2021/01/26
-
従来のビジネストレンドが「加速」する当座をしのぐことより中長期を見すえて
緊急事態宣言の再発令で経済社会のダメージが一層深刻化、先行きも見通せないなかで企業の危機管理担当者がいま持つべき視点と取り組むべき対策は何か。感染リスクと事業継続リスクの側面から、専門家にリレーインタビューします。
2021/01/25