2021/05/01
ニュープロダクツ

ホンダウォークは、農業機械・作業機械の販売・修理を行うプロショップ「プラウ」ブランドから、便利な性能を備えたエンジン式インバータ発電機「GP18iE」を販売する。1.8キロボルトアンペアの出力値を備え、災害時の停電から家族でのレジャーまで広く対応するもの。
同製品は、本体に移動用タイヤと収納式キャリーハンドルを装備し、楽に移動できる設計を採用。セルモーターを内蔵し、ボタン1つで始動可能なことから、リコイルロープを何度も引いてエンジンを掛ける必要がなく、力の弱い人でも安心して使用できる。横置き収納にも対応し、保管時の転倒の心配がない。
また、発電機とスマートフォンをWi-fi接続することで、現在の発電機の使用状況のモニタリングや、使用後のガソリン残量確認が行える。正弦波インバーターを搭載し、電子機器にも対応。利用頻度の高いUSB端子を含む3種類の出力端子を備える。
そのほか、燃費の良いエコスイッチ(負荷連動エンジン回転制御)も搭載する。防音性能は、国土交通省が定める「超低騒音型建設機械」取得の発電機と同等となっている。
同製品のサイズは530×430×320ミリメートル。重量は26キログラム。交流出力の定格電圧は100ボルト、定格周波数は50/60ヘルツ、定格出力は1800ボルトアンペア、最大出力は2100ボルトアンペア(3秒間)。安全装置は電子制御。直流出力の定格電圧は12ボルト、定格電流は8アンペア。USBは5ボルト(2アンペア/1アンペア)。安全装置はDCプロテクター。
販売価格は9万9800円(税込)。製品保証は、延長を含む3年間の保証を提供する。
防災・危機管理関連の新製品ニュースリリースは以下のメールアドレスにお送りください。risk-t@shinkenpress.co.jp
リスク対策.com 編集部
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