写真を拡大 基本的には近くの気象台から自治体に派遣される(出典:気象庁ホームページ)

気象庁は15日、大規模災害時に地方自治体に派遣するチーム、JETT(ジェット、気象庁防災対応支援チーム)を5月1日付で創設すると発表した。気象の解説を行うなど、自治体や関係機関の防災対応を支援する。

2017年にとりまとめた「地域における気象防災業務のあり方」報告書では緊急時は自治体との密な連絡や支援チームの派遣といった支援が盛り込まれており、これをふまえて創設される。基本的には対象の市町村や都道府県を管轄する地方気象台から派遣。さらなる人員が必要な場合は同じ管区、さらには全国の気象台から応援派遣を行う。また気象庁を管轄する国土交通省がTEC-FORCE(緊急災害対策派遣隊)を派遣する場合は、JETTはその一員に位置づけられる。

■ニュースリリースはこちら
http://www.jma.go.jp/jma/press/1803/15c/jett180315.html

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(了)

リスク対策.com:斯波 祐介