2021/06/28
ニュープロダクツ

アクセルは、GoogleやFacebook等のログイン認証と、VPNやSSH接続時の秘密鍵を安全・簡単に管理できるUSBセキュリティキー「SHALO AUTH」を販売する。
同製品は、ユーザーとサーバーで秘密の情報を共有しない仕組みを持つ認証規格FIDO(Fast IDentity Online:ファイド)により、レベル2のU2F(Universal 2nd Factor)デバイスに認定されているUSB型セキュリティキー。GoogleやFacebook等のウェブサービスや、GitHub等のプラットフォームのログインに使用する場合、ID・パスワードの入力後、2要素目の認証としてPCに接続した「SHALO AUTH」のボタンを押すことでログインが可能となる。特別なドライバのインストールは必要ない。
また、公開鍵暗号RSAとECDSAに対応した汎用セキュリティキーとしても使用できる。VPNやSSHのユーザ認証に使用することで、ローカルPCに鍵を保存せずに安全に通信できるほか、鍵や証明書の安全な管理、デジタル署名の発行等も可能。PKCS#11(暗号化トークンインタフェース標準)APIを使用し、PDFファイルを暗号化してSHALO AUTH使用時のみ閲覧可能にすることもできる。
PKCS#11向けには、「SHALO AUTH」に鍵データを保存する「SHALO Keyring」と、「SHALO AUTH」を管理する「SHALO Smith」で構成されるGUIツールを提供する。「SHALO Keyring」は、OpenSSL/OpenSSH/PuTTYのソフト上で使用されている鍵ファイルを、変換作業や証明書を作成することなく、ドラッグアンドドロップでそのまま読み込める。用途別に最大4つの鍵を記録でき、有効期限と暗号強度の個別設定も可能。
対応プラットフォームは、Windows 10バージョン1909以降、macOS 10.13以降、Linux (Red Hat Enterprise Linux/CentOS 7.9/8.3、Ubuntu 18.04 LTS、Fedora 33以降)。
防災・危機管理関連の新製品ニュースリリースは以下のメールアドレスにお送りください。risk-t@shinkenpress.co.jp
リスク対策.com 編集部
- keyword
- USBキー
- サイバーセキュリティ
- 秘密鍵
ニュープロダクツの他の記事
おすすめ記事
-
ランサムウェアの脅威、地域新聞を直撃
地域新聞「長野日報」を発行する長野日報社(長野県諏訪市、村上智仙代表取締役社長)は、2023年12月にランサムウェアに感染した。ウイルスは紙面作成システム用のサーバーとそのネットワークに含まれるパソコンに拡大。当初より「金銭的な取引」には応じず、全面的な復旧まで2カ月を要した。ページを半減するなど特別体制でなんとか新聞の発行は維持できたが、被害額は数千万に上った。
2025/07/10
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2025/07/08
-
-
リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
リスク対策.PROライト会員はこちらのページから最新号をダウンロードできます。
2025/07/05
-
-
-
-
-
-
「ビジネスイネーブラー」へ進化するセキュリティ組織
昨年、累計出品数が40億を突破し、流通取引総額が1兆円を超えたフリマアプリ「メルカリ」。オンラインサービス上では日々膨大な数の取引が行われています。顧客の利便性や従業員の生産性を落とさず、安全と信頼を高めるセキュリティ戦略について、執行役員CISOの市原尚久氏に聞きました。
2025/06/29
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方