フィッシングによる個人情報等の詐取に注意!!
「情報セキュリティ10大脅威2022」個人向け脅威第1位
警視庁サイバーセキュリティ対策本部
2016年4月、複雑多様化するサイバー空間の脅威に対処することを目的に設置された警視庁の組織。その業務の一つに、都民及び都内に所在する事業者等に対するサイバーセキュリティ対策や広報啓発活動を実施して、都民生活及び社会経済活動の安全・安心を確保するものがある。
2022/03/14
中小企業をめぐるサイバー情勢と対策
警視庁サイバーセキュリティ対策本部
2016年4月、複雑多様化するサイバー空間の脅威に対処することを目的に設置された警視庁の組織。その業務の一つに、都民及び都内に所在する事業者等に対するサイバーセキュリティ対策や広報啓発活動を実施して、都民生活及び社会経済活動の安全・安心を確保するものがある。
公的機関や金融機関、ショッピングサイト、宅配業者等の有名企業を騙るメールやショートメッセージを送信し、偽サイトに誘導してIDや個人情報を盗み、電子マネーカード等を購入させるフィッシング詐欺が「情報セキュリティ10大脅威2022」※で個人向け脅威の第1位になりました。
※「情報セキュリティ10大脅威2022」とは2021年に発生した社会的に影響が大きかったと考えられる情報セキュリティにおける事案から、IPA(独立行政法人情報処理推進機構)が脅威候補を選出し、情報セキュリティ分野の専門家など約150名で構成する「10大脅威選考会」が脅威候補に対して審議・投票を行い、決定したものです。
| 順位 | 「個人」向け脅威 |
|---|---|
| 第1位 | フィッシングによる個人情報等の詐取 |
| 第2位 | ネット上の誹謗・中傷・デマ |
| 第3位 | メールやSMS 等を使った脅迫・詐欺の手口による金銭要求 |
| 第4位 | クレジットカード情報の不正利用 |
| 第5位 | スマホ決済の不正利用 |
| 第6位 | 偽警告によるインターネット詐欺 |
| 第7位 | 不正アプリによるスマートフォン利用者への被害 |
| 第8位 | インターネット上のサービスからの個人情報の窃取 |
| 第9位 | インターネットバンキングの不正利用 |
| 第10位 | インターネット上のサービスへの不正ログイン |
公的機関や金融機関、ショッピングサイト、宅配業者等の有名企業を騙るメールやSMS(ショートメッセージサービス)を送信し、正規のウェブサイトを模倣したフィッシングサイト(偽のウェブサイト)へ誘導することで、認証情報やクレジットカード情報、個人情報を入力させ詐取する手口です。攻撃者に詐取された情報を悪用されると金銭的な被害等が発生します。
攻撃者が、有名企業のウェブサイトを模倣したフィッシングサイトを作成し、被害者をそのフィッシングサイトに誘導するために、宛先や本文を本物の有名企業と信じさせる内容のメッセージをSMS、メールやSNS で不特定多数に送信します。それに騙された被害者はフィッシングサイトに誘導され、個人情報やクレジットカード番号等の重要な情報を入力してしまい、情報を詐取されます。
検索エンジンの検索結果に表示される広告の仕組みを悪用し、人気商品の大幅値引き等で目を引く、虚偽の不正な広告を表示します。不正な広告のリンクにアクセスすると、フィッシングサイトへ誘導され、個人情報の入力を促されます。
○SMS やメールで受信したURL やSNS の投稿内のURL を安易にクリックしない。
○自身の資産や重要情報を扱うウェブサイトは、ウェブブラウザのブックマーク(お気に入り)にあらかじめ登録したURL やサービス運営者が配布している公式アプリを利用してアクセスする。
○多要素認証の設定を有効にする。
○携帯電話会社等が提供する迷惑メールフィルターを利用する。
○いつもと異なるログインがあった場合に通知する設定を有効にする。
警視庁サイバーセキュリティ対策本部公式ツイッターでも情報発信を行っています!
YouTube 警視庁公式チャンネル
警視庁サイバーセキュリティ対策本部公式ツイッター
中小企業をめぐるサイバー情勢と対策の他の記事
おすすめ記事
リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
リスク対策.PROライト会員はこちらのページから最新号をダウンロードできます。
2026/08/05
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2026/08/04
令和8年熊本地震 猛暑の被災地で熱中症を避ける
最大震度7を記録した令和8年熊本地震。熊本県内では400超の避難所が開設され、約9千人が避難している(29日時点)。真夏の避難生活は、熱中症の危険性を確実に高める。しかもこれからは、猛暑・酷暑下での復旧活動が本格化し、多くの人々が被災地で活動する。現地で熱中症をどう防いだらいいか。熱中症と災害医療に詳しい、さいたま赤十字病院高度救命救急センターの席 望医師に対策を聞いた。
2026/07/30
令和8年熊本地震 広がるデマ、どう見分ける?SNSとの向き合い方
28日に発生した最大震度7を記録した熊本地震では、早くも豪華寝台列車「ななつ星」が脱線したなどのデマ情報が広く拡散された。災害のたびに、広くSNSで拡散される情報にどう向き合えばいいか。デジタル空間の情報分析を専門とする Japan Nexus Intelligence の竜口七彩氏に聞いた。
2026/07/29
事例研究で有事に備え、組織の体質改善で形骸化を防ぐ
組織レジリエンスの強化やサイバーセキュリティーの向上、サプライチェーンの強靭化など、危機管理やリスク管理担当者が関与する領域は年々拡大している。変化する社会状況にあわせ、担当者はどのように学び、備え、対応することが求められるのか。森総合研究所代表の森健さんは、自治体と企業で危機管理担当者としての経験を積み、現在はコンサルタントとして、企業や団体の危機管理の支援を手がけている。自身の経験を踏まえ、危機管理の担当者にどうアドバイスしているのか、話を聞いた。
2026/07/27
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方