2022/06/08
ニュープロダクツ

東京ガスエンジニアリングソリューションズは、YGK通商と共同開発した、都市ガス・LPガス切り替え対応可能な小型防災用発電機「G-Sketto(ジースケット)」を販売する。これまで設置スペースや管理者不在などの理由で防災用発電設備を設置できなかった施設等でも導入しやすくするため、シンプル設計をコンセプトに開発したもの。
同製品は、停電時も燃料切れの心配なく電気を使用できる都市ガス仕様の小型防災用発電設備で、新開発のマルチ燃料対応ミキサーにより、燃料バルブ操作のみでLPガスに切り替えられる。始動時間は停電から負荷投入まで40秒以内。連続運転時間は72時間以上。停電・復電を検知して自動で発電、停止する機能を搭載するほか、オプションとして遠隔監視、遠隔発停に対応することで、設備管理者等の常駐を不要とした。
同製品は、外形寸法が幅774×1095×450ミリメートル、乾燥重量が250キログラム以下と軽量コンパクトな設計のため、建物近傍の空きスペースや屋上に設置可能。避難所・公共施設・医療施設での照明・充電等の非常電源や、コンビニ・飲食店・集合住宅等での給水ポンプ・冷凍冷蔵庫用等の用途での活用を提案する。
定格出力電力は3.0キロボルトアンペア。定格出力電圧は単相100ボルト/200ボルト、三相200ボルト。定格出力電流は単相30アンペア/15アンペア、三相15アンペア。
防災・危機管理関連の新製品ニュースリリースは以下のメールアドレスにお送りください。risk-t@shinkenpress.co.jp
リスク対策.com 編集部
ニュープロダクツの他の記事
おすすめ記事
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2025/09/16
-
-
ラストワンマイル問題をドローンで解決へBCPの開拓領域に挑む
2025年4月、全国の医療・福祉施設を中心に給食サービスを展開する富士産業株式会社(東京都港区)が、被災地における「ラストワンマイル問題」の解消に向けドローン活用の取り組みを始めた。「食事」は生命活動のインフラであり、非常時においてはより一層重要性が高まる。
2025/09/15
-
-
機能する災害対応の仕組みと態勢を人中心に探究
防災・BCP教育やコンサルティングを行うベンチャー企業のYTCらぼ。NTTグループで企業の災害対応リーダーの育成に携わってきた藤田幸憲氏が独立、起業しました。人と組織をゆるやかにつなげ、互いの情報や知見を共有しながら、いざというとき機能する災害対応態勢を探究する同社の理念、目指すゴールイメージを聞きました。
2025/09/14
-
-
-
-
リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
リスク対策.PROライト会員はこちらのページから最新号をダウンロードできます。
2025/09/05
-
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方