2022/07/30
ニュープロダクツ
萩原工業は、「国産」「高品質」なシート・土のうを製造する『Tarpee(ターピー)』ブランドから、ブルーシートの新たな旗艦商品として、原料の60%以上に再生プラスチックを使用したエコマーク認定品のブルーシート「ターピー エコフレンドシート」と、防災・減災に特化し、景観になじみやすいODグリーンカラーを採用した同スペック品「ターピー 防災・減災シート」を販売する。
両製品は、原料に再生プラスチックを60%以上使用し、環境への負荷が少なく環境保全に役立つと認められたことでエコマークを取得。また、「周囲PPロープなし」「アルミハトメなし」のポリエチレン単一素材のモノマテリアル製品にすることでリサイクルを容易にした。アルミハトメの代替技術には、一般的なアルミハトメと同等以上の強度を備え、ビンゴ穴のように押し開けて使う同社の特許取得技術「ジョイントホール」を採用する。
また、両製品は、従来品(ターピー#3000シート)の2倍となる約2年相当の耐候性を備え、屋根の応急修理への対応や、屋根への掛け替え回数減少による作業負担やコストの低減に貢献する。さらに、シートの短辺にロゴマーク刻印を施すことで、畳んだ状態からでもシートの長短が分かり、スムーズな施工が可能となるほか、同社のモノマテリアル製品であることが一目で分かり、リサイクルがしやすくなるように工夫した。
同社は、従来品である「#3000ターピーシート」「エコファミリーシート#3000」を在庫限りで販売終了とし、後継品として「ターピー エコフレンドシート」をスタンダード製品として展開。今後、同社が製造するブルーシートのうち約30%を同製品で構成する。
両製品のメーカー希望小売価格は5000円(3.6×5.4メートル、税抜)。
防災・危機管理関連の新製品ニュースリリースは以下のメールアドレスにお送りください。risk-t@shinkenpress.co.jp
リスク対策.com 編集部
ニュープロダクツの他の記事
おすすめ記事
-
リスク対策.com編集長が斬る!【2024年3月19日配信アーカイブ】
【3月19日配信で取り上げた話題】今週の注目ニュースざっとタイトル振り返り/特集:副業・兼業のリスク
2024/03/19
-
リスク担当者も押さえておきたいサイバーセキュリティ対策の最新動向
本勉強会では、クラウド対応のサイバーセキュリティ対策の動向を、簡単にわかりやすく具体的なソリューションの内容を交えながら解説します。2024年3月8日開催。
2024/03/18
-
発災20分で対策本部をスタートする初動体制
総合スーパーやショッピングモールなど全国各地のイオン系列の施設を中心に設備管理、警備、清掃をはじめとしたファシリティマネジメント事業を展開するイオンディライト(東京都千代田区、濵田和成社長)。元日に発生した能登半島地震では、発災から20分後にオンラインの本社災害対策本部を立ち上げ、翌2日は現地に応援部隊を派遣し、被害状況の把握と復旧活動の支援を開始しました。
2024/03/18
-
-
能登半島地震における企業の対応レジリエンスの実現に向けて
能登半島地震で企業の防災・BCPの何が機能し、何が機能しなかったのか。突きつけられた課題は何か。復興に向けどのような視点が求められるのか。能登で起きたことを検証し、教訓を今後のレジリエンスに生かすため、リスク対策.comがこの2カ月の取材から企業の対応を整理しました。2024年3月11日開催。
2024/03/12
-
リスク対策.com編集長が斬る!【2024年3月12日配信アーカイブ】
【3月12日配信で取り上げた話題】今週の注目ニュースざっとタイトル振り返り/特集:東日本大震災 企業のハンズオン支援
2024/03/12
-
-
-
能登の復興は日本のこれからを問いかける
半島奥地、地すべり地、過疎高齢化などの条件が、能登半島地震の被害を拡大したとされています。しかし、そもそも日本の生活基盤は地域の地形と風土の上に築かれ、その基盤が過疎高齢化で揺らいでいるのは全国共通。金沢大学准教授で石川県防災会議震災対策部会委員を務める青木賢人氏に、被害に影響を与えた能登の特性と今後の復興について聞きました。
2024/03/10
-
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方