2022/09/20
セミナー・イベント
※「ZOOM」を使える人に限り参加可能です。定員は50人とさせていただきます。事前に視聴可能かどうかご確認の上、お申し込みください。
危機管理ビジネス研究会は、ビジネスを通じて、安全・安心な社会づくりに貢献したいと考えている方々向けの定期的な勉強会です。
10月の危機管理ビジネス勉強会の講師は、サステナビリティ経営や防災・BCPなどに関する研究、支援を行っている日本経済大学経済学部教授の内田浩幸氏です。
「企業のBCP策定をさらに促進するためには、BCP構築が企業の業務変革効果やビジネス拡大、競争力の強化につながる”攻め”のインセンティブも必要」というのが内田氏の主張。実効性あるBCMのためには、防災技術や製品などの投資も必要だが、そこまでに至っていない企業も多い。一方、危機管理産業側にも、いかに自分たちの提供する製品・サービスが防災やBCPに寄与するか意識していない技術や製品が多くある。この双方の課題を結び付け、BCP促進と危機管理産業育成を一体的に進めていくことが、レジリエンス社会に求めらているという。
当日は、防災産業に対するアンケートや自治体へのヒアリング結果などについて解説していただきます。
内田氏は大学卒業後、日本製鉄グループの(現)黒崎播磨株式会社に入社し、ファインセラミックスの開発・設計・生産まで幅広く従事。その後、北九州市役所に入所し、16年間にわたり、主に環境国際協力、新北九州空港(海上空港)の建設プロジェクトに携わるという異色の経歴を持ちます。2009年からは総合物流企業グループのSGホールディングス株式会社の事業戦略部などを経て2013年 同社執行役員。2015年からは佐川急便株式会社の取締役として、リスクマネジメント、BCP/BCMの構築・運用など統括責任者として活動してきました。2020年4月からは現職として教鞭をとっています。当日は「BCP対策と危機管理ビジネス産業の両輪を回すために」をテーマにご講演いただきます。ぜひ、ご参加ください。
BCP対策と危機管理ビジネス産業の両輪を回すために
~防災産業へのアンケート結果や自治体等へのヒアリングから見えてきた課題~
時間:15時~16時
日本経済大学 経済学部教授
内田浩幸氏
■主なテーマ
・BCP対策とBCP・防災ビジネス促進という両輪をまわす
・実効性あるBCMに必要な投資
・BCPに役立つ危機管理・サービスの発掘
・BCP促進と危機管理産業育成に向けた行政の課題
開催概要
◆日時:2022年10月27日(木)
15:00~16:00(事前映像の配信開始 14:45~)
◆主催:リスク対策.com(株式会社新建新聞社)
◆定員:50人
◆参加費:無料
プログラム
※14:45から事前映像配信を開始する予定です。 テーマ 講師
■主なテーマ 講師プロフィール 1983年、豊橋技術科学大学卒業後、日本製鉄グループの(現)黒崎播磨株式会社に入社し、ファインセラミックスの開発・設計・生産まで幅広く従事。1990年に北九州市役所に入所、16年間に渡り、主に環境国際協力、新北九州空港(海上空港)の建設プロジェクトに携わった。新空港開港後、2006年より新規貨物専門航空会社(ギャラクシーエアラインズ) 企画部長。2009年より、総合物流企業グループのSGホールディングス株式会社の事業戦略部などを経て2013年 同社執行役員。2015年より、グループ中核事業会社である佐川急便株式会社の取締役として、リスクマネジメント、BCP/BCMの構築・運用など統括責任者として活動。2020年4月より現職。主にサステナビリティ経営や防災・BCPなどに関する研究、支援を行っている。
|
終了 16:00 (予定) |
※プログラム・タイムスケジュールおよび講師は、都合により変更になる可能性があります。
【個人情報の取り扱いについて】 株式会社新建新聞社(以下「弊社」と表現します)は、危機管理塾に申し込まれた際に、お客様からご登録いただく個人情報を弊社プライバシーポリシー(https://www.shinkenpress.co.jp/privacy-policy)に基づき適切に取り扱います。
〔本セミナーに関するお問い合わせ〕
新建新聞社 リスク対策.com セミナー運営事務局
〒102-0083 東京都千代田区麹町2-3-3 FDC麴町ビル7F
TEL03-3556-5525 E-mail: risk-t@shinkenpress.co.jp
- keyword
- 東日本大震災から10年
- 危機管理塾
- 北良
- 防災
セミナー・イベントの他の記事
おすすめ記事
-
-
なぜコンプライアンスの方向性はズレてしまったのか?
企業の不正・不祥事が発覚するたび「コンプライアンスが機能していない」といわれますが、コンプライアンス自体が弱まっているわけではなく、むしろ「うっとうしい」「窮屈だ」と、その圧力は強まっているようです。このギャップはなぜなのか。ネットコミュニケーションなどから現代社会の問題を研究する成蹊大学文学部の伊藤昌亮教授とともに考えました。
2024/10/10
-
リスク対策.com編集長が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2024/10/08
-
-
リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
リスク対策.PROライト会員はこちらのページから最新号をダウンロードできます。
2024/10/05
-
-
-
-
-
ERMにおける実行性の強化
企業は、リスクに対する組織の適切な行動を管理するためにオペレーショナルリスクとコンダクトリスクといったリスクカテゴリーを設定し管理を実施していることが多い。オペレーショナルリスク管理は、過去の操業上の失敗事例を分析して同種の事例の再発を予防するための管理である。換言すれば、過去・現在の状況を踏まえ、それを将来に延長して対応するフォワードルッキングなアプローチの一種といえる。他方、コンダクトリスク管理は、将来の環境が必ずしも過去と同様ではないことも踏まえ、組織行動の特徴を理解した上で、組織行動を律する根底の部分(組織文化と表現することもある)を意識して、不測の事態を招かないための制御を行う活動といえる。
2024/09/25
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方