2023/06/16
ニュープロダクツ

まいにちは、「環境配慮型」災害用トイレの第1弾として、災害用トイレ100回分に、既存の便座にセットする濡れ防止受け袋1枚が入った「マイレットECO 101」を展開する。バイオマスプラスチックの配合率を60%に高めた排便袋・受け袋によって石油原料を抑え、製造時の二酸化炭素排出量を約59%削減した。大型の外袋にはリサイクル原料を80%使用する。河本総合防災との共同開発で、まいにちが製造元、河本総合防災が発売元となる。
災害用トイレは、水を使わずに、既存のトイレ等で安心・安全にトイレ処理が可能。既存の便座に濡れ防止受け袋と排便袋をかけ、排泄後に抗菌性凝固剤を振り掛けて固めれば、後は可燃ごみとして簡単に処分できる。抗菌・消臭に優れ、汚物を長期保管しなければいけない場合の衛生問題を改善する。
同製品では、取扱説明書と外袋に適切な森林管理のFSC認証を受けた原材料、再生可能な植物油を含むインキを使用するほか、梱包箱のサイズの高さを従来製品に比べて1センチメートル低く抑え、備蓄のしやすさにも配慮。10年間の保存が可能。価格は2万350円(税込)。
防災・危機管理関連の新製品ニュースリリースは以下のメールアドレスにお送りください。risk-t@shinkenpress.co.jp
リスク対策.com 編集部
ニュープロダクツの他の記事
おすすめ記事
-
トヨタ流「災害対応の要諦」いつ、どこに、どのくらいの量を届ける―原単位の考え方が災害時に求められる
被災地での初動支援や現場での調整、そして事業継続――。トヨタ自動車シニアフェローの朝倉正司氏は、1995年の阪神・淡路大震災から、2007年の新潟県中越沖地震、2011年のタイ洪水、2016年熊本地震、2024年能登半島地震など、国内外の数々の災害現場において、その復旧活動を牽引してきた。常に心掛けてきたのはどのようなことか、課題になったことは何か、来る大規模な災害にどう備えればいいのか、朝倉氏に聞いた。
2025/10/13
-
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2025/10/07
-
リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
リスク対策.PROライト会員はこちらのページから最新号をダウンロードできます。
2025/10/05
-
-
-
-
-
-
カムチャツカ半島地震 津波対応振り返り【専門家】
7月30日、ロシア・カムチャツカ半島付近の地震による津波が日本列島に到達。広い範囲で津波警報が発表されました。突然の警報に戸惑った企業も多いのではないでしょうか。南海トラフ地震では、短時間でより大きな津波が襲います。教訓として残ったものは何か。企業の振り返りと専門家へのインタビューを通じ、津波対策の課題と改善点を探ります。
2025/09/24
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方