2013/03/21
防災・危機管理ニュース
SCSK BCP支援でサービス強化
SCSK株式会社(東京都江東区)は、同社が運営する東京と大阪の4地区のデータセンター(netXDC:ネットエックス・データセンター)が、事業継続マネジメントシステム(BCMS)の国際規格である「ISO22301:2012」の認証を、2月28日で取得したと発表した。認証機関はに一般財団法人日本科学技術連盟。
SCSKでは、2012年4月には西日本(千里)地区にBCP支援データセンター(netXDC大阪第1センター)を開設。BCP支援ならびにクラウドサービス基盤の強化の観点から、データセンター設備の拡充を継続的に進めている。
対象となったデータセンターは、東日本地区がnetXDC東京第1センター、netXDC東京第2センター、netXDC東京第3センター、西日本地区はnetXDC大阪第1センター。
認証登録範囲はファシリティーサービスとした。
同社は、netXDCを含め、東日本地区と西日本地区の計10ヶ所のデータセンターを展開している。複数のデータセンターが、広域ネットワークで接続されており、仮想的に1つのデータセンターとして機能するよう、統合的な運用を実現している。
一般財団法人日本科学技術連盟情報セキュリティ審査室長の村上治氏は「今回対象となったデータセンターにおける事業継続活動は、ITインフラの重要性から非常に有効な取組みだと思われる。今後も、継続的な事業継続活動を通し、事業継続性の向上に努めることを期待する」とコメントしている。
防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
-
リスク対策.com編集長が斬る!【2023年3月28日配信アーカイブ】
【3月28日配信で取り上げた話題】今週の注目ニュースざっとタイトル振り返り/特集:内閣府事業継続ガイドラインの改定/ヘルメット努力義務化
2023/03/28
-
-
-
-
組織の垣根を越えるリスクマネジメント活動
住宅建材・設備機器メーカー大手の株式会社LIXILHOUSING TECHNOLOGYは「体系化」「情報」「活動」の3軸をベースにリスクマネジメントを展開。重点活動の一つが、自然災害リスクに対する対応力向上活動です。災害による被害の最小化は住宅建材設備を供給する者の責任と位置付ける同社の取り組みを紹介します。
2023/03/19
-
コカ・コーラにおけるリスクマネジメントERMとリスク対応計画の枠組み
ザ コカ・コーラ カンパニーは、ビジネスにおいて何らかのリスクが発生し悪影響を及ぼす可能性があることを認識し、それらに対処するプロセスを展開しています。日本においても、日本コカ・コーラをはじめ全国のコカ・コーラボトラーズ各社と連携を図っています。包括的企業リスク管理(ERM)プログラムによって、ビジネスに破壊的な影響を及ぼすリスクの軽減戦略を実行すると同時に、ビジネスの機会を積極的に模索しスマートにリスクをとることを可能にしています。取り組みの内容を日本コカ・コーラ株式会社 広報・渉外&サステナビリティ推進部 リスクマネジメント&クライシスレゾリューション シニアマネジャーの清水 義之さんにご発表いただきました。2023年3月14日開催。
2023/03/16
-
-
-
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方