2013/05/21
防災・危機管理ニュース
災害時の万全なITシステム継続サポートの提供目指す
株式会社ビーティス(本社:東京都中央区)は、2013年4月8日付で、事業継続マネジメントシステム(BCMS)の国際規格「ISO22301:2012」の認証を取得したと発表した。認証機関はビューローベリタスジャパン株式会社。
同社は顧客向けのBCP(事業継続計画)の構築から運用、保守までを幅広くサポートする企業。特にセキュリティとバックアップに力を入れており、災害発生時やシステム障害等発生時のデータ保護、事業継続サポートサービスを提供している。緊急時にはバックアップに切り替えてITシステムを途絶えさせない体制を整え、契約者は災害時に確実に同社のITシステム継続のためのサポートが受けられるという。
今回取得したISO22301の適用範囲は、24時間365日対応のHADR(High Availability Disaster Recovery)製品の技術保守サービス。認証の対象事業所は東京、大阪、札幌の3事業所。
ビーティスによると、24時間365日対応の技術保守サービスの品質を向上し、有事の際も途絶えないITシステム環境を提供するために、災害時においてもできる限りの準備をしてサポートできるようISO22301の規格を取得したという。
今後も同社は、事業継続力の向上を目的にBCMSの改善に努めていくとしている。
防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
-
-
-
組織の垣根を越えるリスクマネジメント活動
住宅建材・設備機器メーカー大手の株式会社LIXILHOUSING TECHNOLOGYは「体系化」「情報」「活動」の3軸をベースにリスクマネジメントを展開。重点活動の一つが、自然災害リスクに対する対応力向上活動です。災害による被害の最小化は住宅建材設備を供給する者の責任と位置付ける同社の取り組みを紹介します。
2023/03/19
-
コカ・コーラにおけるリスクマネジメントERMとリスク対応計画の枠組み
ザ コカ・コーラ カンパニーは、ビジネスにおいて何らかのリスクが発生し悪影響を及ぼす可能性があることを認識し、それらに対処するプロセスを展開しています。日本においても、日本コカ・コーラをはじめ全国のコカ・コーラボトラーズ各社と連携を図っています。包括的企業リスク管理(ERM)プログラムによって、ビジネスに破壊的な影響を及ぼすリスクの軽減戦略を実行すると同時に、ビジネスの機会を積極的に模索しスマートにリスクをとることを可能にしています。取り組みの内容を日本コカ・コーラ株式会社 広報・渉外&サステナビリティ推進部 リスクマネジメント&クライシスレゾリューション シニアマネジャーの清水 義之さんにご発表いただきました。2023年3月14日開催。
2023/03/16
-
-
-
-
リスク対策.com編集長が斬る!【2023年3月14日配信アーカイブ】
【3月14日配信で取り上げた話題】今週の注目ニュースざっとタイトル振り返り/特集:いよいよマスク着用ルール緩和
2023/03/14
-
ダイバーシティ&インクルージョンは足元から
日本企業が「ダイバーシティ&インクルージョン」に注目する背景には、少子高齢化のなかで労働力の確保が難しくなっている状況があります。一方、地域社会も同様の課題に直面。コミュニティーを支える人材の不足から、福祉や防災の機能不全が顕在化しています。両者が抱える課題の同時解決に必要なイノベーションを考えます。
2023/03/13
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方