2013/10/08
防災・危機管理ニュース
「事業継続のコンサルとして当然の取り組み」
コンサルティング事業などを展開するミネルヴァベリタス株式会社(大阪市)は、9月27日付けで事業継続マネジメントシステム(BCMS)の国際規格であるISO22301の認証を取得したと発表した。審査機関は一般財団法人日本品質保証機構(JQA)。認証範囲は、経営コンサルティング事業、広告コンサルティング事業および顧客WEBサイトの運用事業。
同社代表取締役の松井裕一朗氏は、「東日本大震災以降、事業継続マネジメント(BCM)の構築ならびに事業継続計画(BCP)の策定に関する取り組みがクローズアップされてきている一方で、これらの取り組みを支援し、普及を促進する側の組織(公的機関やコンサルティング会社など)が事業継続に取り組んでいないケースがある。“事業継続”をコンサルティングサービスとして取り扱う以上、当然の取り組みとしてISO 22301認証を取得した。今後も今回の実績を踏まえ“有事の際に使える”事業継続マネジメントシステム(BCMS)の構築をコンサルティングしていきたいと考えている」と話している。
防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
苦境に立っている企業は声をあげるべき一方向のメッセージだけ優先するのは危険
緊急事態宣言によって経済社会のダメージが一層深刻化。先行きが見通せない状況が続くなか、飲食大手では「このままでは雇用を守れない」として営業時短要請に応じない動きが広まっています。企業の危機管理担当者が持つべき視点と取り組むべき対策を聞くリレーインタビュー第3弾は、危機管理広報の観点からの意見を紹介。
2021/01/27
-
「ジョブ型」へシフトできない姿が露呈変わらなければ人は入って来ない
新型コロナウイルス感染症の先行きが見通せない状況が続いています。企業の危機管理担当者がいま持つべき視点と取り組むべき対策を、感染リスクと事業継続リスクの側面から聞くリレーインタビュー第2弾。プリンシプルBCP研究所の林田朋之所長のコメントを紹介します。
2021/01/26
-
従来のビジネストレンドが「加速」する当座をしのぐことより中長期を見すえて
緊急事態宣言の再発令で経済社会のダメージが一層深刻化、先行きも見通せないなかで企業の危機管理担当者がいま持つべき視点と取り組むべき対策は何か。感染リスクと事業継続リスクの側面から、専門家にリレーインタビューします。
2021/01/25