2024/09/18
防災・危機管理ニュース
【カイロ時事】レバノンの南部や首都ベイルート近郊で17日、イスラム教シーア派組織ヒズボラのメンバーらが連絡手段として使用しているポケットベル型の携帯通信機器が相次いで爆発し、保健省によると8歳の女児を含む少なくとも9人が死亡、約2800人が負傷した。レバノン政府は「サイバー攻撃だ」と主張。機器に仕込まれた爆発物が遠隔操作で起爆した可能性も指摘されている。
親イランのヒズボラは、敵対するイスラエルの犯行だと断定。「敵は正当な罰を受ける」と報復を示唆しており、イスラエルとの全面的な衝突に発展する恐れがある。イスラエル側は爆発への関与を明らかにしていないが、米ネットメディア「アクシオス」は情報筋の話として、ネタニヤフ首相が「作戦」を承認したと報じた。
ロイター通信によると、爆発は午後3時45分(日本時間同9時45分)ごろから約1時間にわたり各地で続いた。ヒズボラの構成員らが死亡した他、レバノン駐在のイラン大使が軽傷を負った。ヒズボラの指導者ナスララ師は無事だった。隣国のシリアでも、首都ダマスカスなどで同様の爆発があり、14人が負傷した。
〔写真説明〕17日、ベイルートで、爆発を受け、病院の入り口に集まる救急車と人々(AFP時事)
(ニュース提供元:時事通信社)

防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2025/08/26
-
-
ゲリラ雷雨の捕捉率9割 民間気象会社の実力
突発的・局地的な大雨、いわゆる「ゲリラ雷雨」は今シーズン、全国で約7万8000 回発生、8月中旬がピーク。民間気象会社のウェザーニューズが7月に発表した中期予想です。同社予報センターは今年も、専任チームを編成してゲリラ雷雨をリアルタイムに観測中。予測精度はいまどこまで来ているのかを聞きました。
2025/08/24
-
スギヨ、顧客の信頼を重視し代替生産せず
2024年1月に発生した能登半島地震により、大きな被害を受けた水産練製品メーカーの株式会社スギヨ(本社:石川県七尾市)。その再建を支えたのは、同社の商品を心から愛する消費者の存在だった。全国に複数の工場があり、多くの商品について代替生産に踏み切る一方、主力商品の1つ「ビタミンちくわ」に関しては「能登で生産している」という顧客の期待を重視し、あえて現地工場の再開を待つという異例の判断を下した。結果として、消費者からの強い支持を受け、ビタミンちくわは過去最高近い売り上げを記録している。一方、BCPでは大規模な地震などが想定されていないなどの課題も明らかになった。同社では今、BCPの立て直しを進めている。
2025/08/24
-
-
-
-
ゲリラ豪雨を30分前に捕捉 万博会場で実証実験
「ゲリラ豪雨」は不確実性の高い気象現象の代表格。これを正確に捕捉しようという試みが現在、大阪・関西万博の会場で行われています。情報通信研究機構(NICT)、理化学研究所、大阪大学、防災科学技術研究所、Preferred Networks、エムティーアイの6者連携による実証実験。予測システムの仕組みと開発の経緯、実証実験の概要を聞きました。
2025/08/20
-
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方