2014/07/02
防災・危機管理ニュース
BSIグループジャパンはこのほど、金融系プライベート・クラウドサービスなどのITサービス事業を展開するイースティルに対し、国際規格であるISO22301(事業継続マネジメントシステム)、ISO27001(情報セキュリティマネジメント)、ISO20000(ITサービスマネジメント)の3規格同時認証を実施した。3規格を同時に認証取得したのは国内初(BSIグループジャパン調べ)。ISO27001とISO20000は統合審査として実施したため、より効率的なシステム構築と認証取得を実現した。認証登録日は5月20日。対象組織は全て株式会社イースティル。審査登録対象範囲は以下の通り。

ISO22301/金融系顧客向けプライベート・クラウドサービスの提供。ISO27001/金融市場系ASPサービス、金融ITソリューションサービス、金融系電気通信サービス、金融系顧客向けプライベート・クラウドサービスの提供。ISO2000/金融系顧客向けプライベート・クラウドサービスの提供をサポートするためのITサービスマネジメントシステム。
イースティルは金融IT事業を創立以来手掛けており、従来から認証取得に準じる体制を構築していたが、一部に基準が文書化されていない部分や、記録の抜けなどがあったという。国際規格の認証により、中立な立場から評価されることで事業品質の強化を目指す。イースティル代表取締役社長の源口宏氏は、「長期的には、政府系などの認証が必要な入札において活用できることも期待している」と話している。
防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2025/09/30
-
-
-
-
-
カムチャツカ半島地震 津波対応振り返り【専門家】
7月30日、ロシア・カムチャツカ半島付近の地震による津波が日本列島に到達。広い範囲で津波警報が発表されました。突然の警報に戸惑った企業も多いのではないでしょうか。南海トラフ地震では、短時間でより大きな津波が襲います。教訓として残ったものは何か。企業の振り返りと専門家へのインタビューを通じ、津波対策の課題と改善点を探ります。
2025/09/24
-
-
カムチャツカ半島地震 津波対応振り返り【企業】
7月30日、ロシア・カムチャツカ半島付近の地震による津波が日本列島に到達。広い範囲で津波警報が発表されました。突然の警報に戸惑った企業も多いのではないでしょうか。南海トラフ地震では、短時間でより大きな津波が襲います。教訓として残ったものは何か。企業の振り返りと専門家へのインタビューを通じ、津波対策の課題と改善点を探ります。
2025/09/19
-
-
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方