2025/01/15
防災・危機管理ニュース
中央社会保険医療協議会(厚生労働相の諮問機関)は15日、インフルエンザ治療に用いられる解熱・鎮痛薬などが物価高騰で不採算になった場合、公定価格「薬価」を特例的に引き上げることを了承した。インフル患者の急増を踏まえ、製薬会社に即時増産を促し、医療現場への安定供給を図る狙い。2025年度薬価改定に反映する。
不採算時に薬価引き上げの対象となるのは、解熱・鎮痛薬の「イブプロフェン」や喉の炎症を抑える薬「トラネキサム酸」など。政府は昨年末、せき止め薬など医療上の必要性が高いものの、不採算になった品目の薬価を上げる方針を決定。当初は対象外だった解熱・鎮痛薬や喉の抗炎症薬も追加する。
〔写真説明〕厚生労働省=東京都千代田区
(ニュース提供元:時事通信社)

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